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女性の足指の疾患としてよく知られているのが、「外反母趾」ですね。
この病気は、足と合わない靴を履き続けることで生じますが、それだけでは終わらないのが外反母趾です。
つま先の尖がった靴を履くと指の付け根から先が圧迫されて変形し、痛みが生じてきますが、さらに足の爪にも異常が起きてしまいます。
足の爪の異常とは、「巻き爪」です。
外反母趾は女性に多いことをご存知と思いますが、巻き爪も外反母趾と原因が同じですから、早期の改善を目指さないと歩行困難に陥る場合も少なくありません。
今回は、外反母趾と同様女性に多い病気、巻き爪についてお伝えしたいと思います。
巻き爪
冒頭にも記述しましたが、巻き爪の原因は外反母趾と同一と言うことですから、先の細いハイヒールやパンプスを履くことで巻き爪になります。
3種類の巻き爪
巻き爪は、爪が横方向に巻いたようになる現象のことを言い、状態から3種類に分けられます。
● 陥入爪(かんにゅうそう)
・ 陥入爪は爪の角が皮膚に食い込んで炎症が起きている状態ですから、厳密に言えば巻き爪とは言いません。しかし、陥入爪と巻き爪は同時に起きている場合が多いことから 陥入爪を巻き爪の1つとされているようで、最も多いのが陥入爪になります。
● 湾曲爪(わんきょくそう)
・ 爪の両側から「のの字型」に皮膚を巻き込み、陥入爪の酷くなった状態になります。
● 爪甲鈎弯症(そうこうこうわんしょう)
・ 爪の外側部分が異常とも言える厚さになると共に、表面に数本の横筋が現れ、皮膚から爪が浮き上がる状態になります。また、爪甲鈎弯症は高齢者に多いと言う特徴もあります。
巻き爪の原因
● 足と靴のサイズが合っていない
・ サイズの小さい靴や先細りの靴を履くと、指、爪、共々圧迫され、大きな負担が掛かってしまいますから、巻き爪の原因になります。
● ヒールの高い靴を履いている
・ ヒールの高い靴を履くと体重が足先に集中し、足、爪に負担を強いる結果となってしまい、巻き爪になってしまいます。
● 深爪をしている
・ 深爪をしてしまうと爪周囲が持ち上がり、爪が伸びるに従って皮膚に食い込んで巻き爪を起きてしまいます。
● 遺伝が影響している
・ 父親や母親のどちらかが巻き爪の場合は、遺伝により巻き爪が起きる場合があります。
● ダンスやスポーツが影響している
・ 足の指や爪に圧力が掛かるバレエやサッカーをしている場合は、爪が周囲を傷つけて炎症を起こすことがあり、皮膚が盛り上がって巻き爪の原因になることもあります。
● 加齢が影響している
・ 年齢が高くなると爪の乾燥が進み、湾曲することが多くなりますから自然と巻き爪になる公算が高くなります。
このようなことが原因で巻き爪が起きてしまいますから、まず足と靴を合わせ、足指と爪に負担が掛からないような処置をするば、自ずと巻き爪、延いては外反母趾を防げる可能性が高まると考えます。
まとめ
巻き爪も外反母趾も原因は靴と足の不一致の場合が多いようです。
性格の不一致なら離婚も選択肢の一つになりますが、靴が合わない場合は早急に交換すれば、被害は少なく済みます。
ですから、足指、爪への負担が過度にならないようにすれば、巻き爪も減少するのではないでしょうか?
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