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アロマテラピーがもてはやされていますが、基本的な要因としてはアロマ(芳香)の精神への働き掛けが大きいためでしょう。
自然や人、その他のいろいろなものと接した時に、無意識のうちに湧き上がってくる気持ちに支配されがちですが、アロマにも同じことが言えるでしょう。
花の香りや木の香り、草の香り、その他様々な香りがありますが、好きな香りを嗅いだ時などには、心が解き放されるような気持がしたり、安らぎを覚えるものです。
また、心が穏やかになることで、様々な外的トラブルや内的トラブルを解決に向かわせてくれるようです。
また、心が穏やかになることで、様々な外的トラブルや内的トラブルを解決に向かわせてくれるようです。
現代に多いストレスからの解放をアロマは手助けしてくれたり、優しい気持ちにしてくれることから美容への効果も高いと言われております。
アロマテラピーに使われる精油も使い方があり、正しく使えば問題なく効果は望めるようですが、間違った使い方をした場合には泣くに泣けないトラブルが生じることもありますから、使用に際しては十分注意しなければいけません。
アロマテラピーにおけるトラブルが起きる可能性が大きいのは光毒性(ひかりどくせい)になるでしょう。
精油の光毒性って何?
精油を付けた皮膚などに紫外線が当たると、日焼けと言う火傷が起きてしまうというものです。
夏の日焼けと同じように、適切な処置をしないと水疱ができて、シミやカユミと言った症状が出てきます。
光毒性のある精油
光毒性を注意すべき精油は、ベルガモット、アンジェリカ・ルート、レモン、グレープフルーツになります。
一般的に光毒性は柑橘系の精油にあると言われておりますが、オレンジ・スイートやマンダリンに光毒性はないです。
また、精油の抽出法によっては光毒性がなくなるものもあります。
柑橘系のライムには元々光毒性がありますが、抽出方法を圧縮法から水蒸気蒸留法に変えたライムには光毒性はありません。
ですから、ライムの精油を求める場合は抽出法をチェックするようにした方が光毒性トラブルはなくなると思います。
更に、光毒性がある精油であっても、紫外線が照射されない夜に使用すると問題は起きないでしょう。
光毒性を持つ精油の希釈
精油をマッサージで使う場合、一般的に原液そのままで使うことはなく、キャリアオイルで希釈してから使うことになります。
先ほどお伝えした光毒性を持つ4精油ベルガモット、アンジェリカ・ルート、レモン、グレープフルーツの希釈濃度は次のようになりますが、同濃度か下回る濃度に希釈して使用するようにして下さい。
● ベルガモット
希釈濃度 0.40% 以下
・希釈例(0.40%)
キャリアオイル 25.0ml 精油2滴 0.1ml
● アンジェリカ・ルート
希釈濃度 0.78% 以下
・希釈例(0.77%)
キャリアオイル 26.0ml 精油4滴 0.2ml
● レモン
希釈濃度 2.00% 以下
・希釈例(2.00%)
キャリアオイル 25.0ml 精油10滴 0.5ml
● グレープフルーツ
希釈濃度 4.00% 以下
・希釈例(3.89%)
キャリアオイル18.0ml 精油14滴 0.70ml
なお、精油1滴=0.05ml で計算。
各精油の希釈濃度は国際香料研究所のガイドラインで、通常は精油の希釈濃度を1%以下にして使用します。
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