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ヨガと聞いて、すぐに思いつくのはいろんなポーズを取っている姿ではないでしょうか。
ポーズを取っているのを見て、「何が楽しいのかな?」とか、「何に効果があるの?」と、思う方も少なくないでしょう。
また、ある人は、「やってみたいけど覚えるポーズがたくさんあって大変みたい!」と言うことから、ハードルが高いと思っておられる方もおります。
でも、一度ポーズを取ってからというもの、ヨガにはまってしまった著名人も数多くいらっしゃいます。
あのアップル社の創業者である故スティーブ・ジョブズ氏を始め、マイクロソフト創始者のビル・ゲイツ氏なども、ヨガの支持者と言うことですから、ポーズを取っている中でいろいろなひらめきが生まれ、様々なアイデアを創造していたと思われます。
さらに、マドンナやスティングもヨガを支持していたということですから、ヨガの瞑想の中で新しい音楽を組み立てていたのかも知れませんね。
このように著名人や多くの人に指示され続け、世の中に輝く波を立てているとも言えるでしょう。
それでは、ポーズを取って瞑想するヨガには、どのような効果が期待できるのでしょう?
ヨガとは・・・
ヨガは4500年ほど前に誕生したと言われ、瞑想して悟りを開く修行と言うことになりそうです。
苦しみから解放し、倖せを求めるために瞑想するとも受け取れるでしょう。
これは日本の座禅の精神と似ている点と考えていいでしょう。
このようなヨガですが、それではどのような効果がヨガに期待できるのでしょう?
ヨガの効果
ヨガの基本は呼吸と瞑想とポーズの3つになります。
この3つがバランスよく調和することによって、様々な効果が表れることになりますから、1つでも欠けた場合には良い効果は表れないと考えた方がいいでしょう。
< ヨガの呼吸の効果 >
● インナーマッスルを鍛えられる
ヨガの基本となる呼吸法は腹式呼吸になります。
腹式呼吸は、肺全体を大きく膨らませることができるので、酸素を多く吸い込むことができ、二酸化炭素も多く排出することができます。
この腹式呼吸では、腹筋や背筋にあるインナーマッスルを鍛えることができます。
● 内臓をマッサージする
腹式呼吸では横隔膜が上下に動きますから、胃や腸なども動くことになり、内臓に刺激が加わってマッサージをするような効果を与えることができます。
● 血行が良くなる
腹式呼吸により、インナーマッスルが鍛えられ、内臓がマッサージされれば自ずと血液の循環も改善されますから血行が良くなります。
● 代謝が改善される
腹式呼吸を行うことで血液の循環が改善され、血行が良くなると代謝が上がって体温は高くなります。
● 自律神経を整える
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで調整されますが、腹式呼吸は副交感神経を優位にしますので、ストレスを改善すると考えられます。
このように、ヨガの腹式呼吸によって改善されるものが多くありますから、他のヨガの効果も見て頂きたいと思います。
次はヨガの瞑想効果についてです。
< ヨガの瞑想の効果 >
● リラックスできる
瞑想すると心が整えられ、ストレスが溜まっても改善されやすくなり、リラックス状態に近づけます。
● 心を浄化する
自分を客観的に見られるようになり、嫌な感情を消去しやすくなると共に、心が浄化されていきます
● 集中力が高くなる
瞑想すると雑念を払うことができるので、自ずと集中力が高くなります。
< ヨガのポーズの効果 >
ヨガのポーズはいろいろあり、猫のポーズでは背骨周辺や肩胛骨の柔軟性を高める効果があります。
また牛の顔のポーズは、疲労、肩こり、冷え性、二の腕、お尻の引き締めなどに効果が期待できます。
鷲のポーズは冷え性、二の腕の引き締め、肩こり、集中力を高めるなどの効果が期待できます。
さらに三日月のポーズでは肩こりの解消、骨盤の歪みの改善と言った効果が期待できるようですので、ご自分の改善したい部位、効果からポーズを実践することが必要になるでしょう。
ヨガのポーズは8400万種類ほどあると言うことですから、身体全てに渡ってヨガには効果があると考えられます。
これらの呼吸法や瞑想、ポーズを取ることにより、ヨガの総合効果は次のようなものになるでしょう。
● 姿勢が良くなる
● 腰痛が改善する
● 皮膚細胞が強化される
● 冷え性が改善される
● ホルモンバランスが整う
● 内臓が活性化される
● 血液の循環が改善する
● 自律神経が整う
● 筋力がアップする
● 身体のバランスが整う
● 身体が引き締まる
● 歪んだ身体が改善する
● 精神的の安定を得る
● 集中力が高くなる
● 心が落ち着く
● 自分を客観的にみられるようになる
● 身体が丈夫になる
● ケガをしなくなる
ざっと見ただけでも、このようにヨガには素晴らしい効果が認められております。
まとめ
ヨガをやってみたいと思う方は沢山おられますが、なかなか一歩前に踏み出せないと言う方も少なくありません。
また、ヨガスクールに通う時間が取れないと言う方もおります。
最初だけスクールに通い、ヨガのコツが分かった後は自分に合ったポーズを実践すればいいと思います。
身体に不都合がある方やトラブルを抱えておられる方は、ヨガで改善できる可能性があります。
やってみなければ、答えは出せません。
やってみる価値があるのは、ヨガと言えるでしょう!
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足のトラブルと言えば、女性に多い外反母趾が浮かんできます。
外反母趾は女性に多い足トラブルの代表的なものですが、男性にも多い足トラブルが「魚の目」や「タコ」ではないでしょうか?
足の裏は見ることの少ない部位ですですから、痛みや異常が無かったら見ることは殆どないでしょう。
それでも男女とも足の爪を切る時、女性ならペディキュアを塗る時などには、足の裏を見るかも知れませんね。
それでは知っているようで知らない足の裏に出来る魚の目やタコとは、一体どのようなものでしょう?
今回は女性に多いと言われている足に出来る「魚の目(鶏眼)」と「タコ(胼胝)」について記述したいと思います。
魚の目とタコとは
人間の皮膚は表皮、真皮、皮下組織からできておりますが、表皮の一番上にあるのが角質層になります。
皮膚の外側にある角質層は、外部から体を守る働きがあると同時に、体の水分を失われないようにガードしているのです。
角質層の厚さは体の部位によって変わってきますが、足の裏などの角質層は体重を支えていますから、当然ですが厚く無ければ耐えることはできません。
そして、この角質層の部分に摩擦や圧力が加わり続けると、体を守ろうとさらに角質層は厚くなり、魚の目やタコへと変わっていきます。
足の裏に出来る魚の目やタコと言う言葉を平気で使いますが、魚の目やタコにはどのような違いがあるのでしょう?
魚の目とタコの違い
魚の目とタコの出来方に大きな違いはないようですが、次のような点で異なってきます。
● 魚の目
皮膚の一部が、慢性的に刺激を受け続けて角質層が厚くなりますが、円すい状の芯が出来るのが魚の目になります。
この芯が真皮に刺さるような形で神経を刺激してしまうので、痛みが起きてくるのです。
・ 魚の目の出来やすい部位
魚の目は足裏や足指、足指の間にもできます。
● タコ
皮膚の一部が、慢性的に刺激を受け続けて角質層が厚くなることは魚の目と一緒ですが、タコは刺激を受けた周辺が黄色味を帯びて盛り上がって硬くなりますが、魚の目のような芯はありませんから神経を圧迫することは無いので、痛むことはありません。
しかし、足以外にも生活習慣や職業、癖などによっても、体の至る所に起こるのがタコなのです。
・ タコの出来やすい部位
足裏や足指、くるぶしなどにも良くできますが、固い床に座ることが多い人には足首などに出来る「座りダコ」、ミルクや乳首を吸う赤ちゃんの唇に出来る「吸いダコ」などがあります。また書くことが習慣になっている学生さんなどは、手に「ペンダコ」が良くできるようです。
魚の目とタコの原因
先ほどから何度か触れましたが、魚の目とタコの原因は同一の部位への繰り返された圧力、摩擦になるでしょう。
この点は男性でも女性でも同じです。
しかし、女性は冷え性の方が多いのですね。
ですから足の裏の血行が悪くなってしまうことから、魚の目やタコできる割合が男性よりも多くなると考えられます。
根本的な原因は履物に有ると言えるのですが、下記に挙げていることも魚の目やタコの大きな原因になると考えて良いでしょう。
● 靴のサイズが合っていない
・ 自分に合った靴を履くように努め、ヒールの高い靴は履かないようにします。
● 開帳足(かいちょうそく)が起きている
・ 正常な足先は、足指の付け根がアーチ状になっているのですが、開帳足は足指が横に広がっている状態となっていますから、改善するように足の筋肉や靭帯を鍛えることが望ましいでしょう。
● 歩行に癖がある
・ 歩き方に癖があると、一部の部位に圧力が掛かったり、擦れることが多くなりますから、魚の目やタコができることも多くなります。
● 足の底が冷えている
・ 冷え性の女性は足裏も冷えて血流が悪くなりますから、入浴時にはマッサージをして血流の改善を図るようにすると良いでしょう。
魚の目とタコの対処法
● 魚の目やタコができてしまった場合には、サリチル酸の入っている市販薬(スピール膏など)で対処しましょう。
市販薬を直接魚の目やタコに塗り、柔らかくなったら削り取るなどします。
● 魚の目とタコの原因でも触れましたが、先ず自分に合う靴を履くことが重要です。
合わない靴は外反母趾になる可能性が高くなりますから、その結果として魚の目やタコができます。
さらに腰痛などの原因にもなりますから、自分に合わない靴を履き続けることは、命を短くするのと同等と言えるでしょう。
まとめ
魚の目やタコは市販薬で除去できたとしても、足に合わない靴を履き続けたら治りません。
治ったと思っても再発するのが普通ですから、自分に合う靴を履くのはもちろんのこと、歩き方も正しくないと再発すると考えて良いでしょう。
このような魚の目やタコですが、子供にはタコはできにくいようです。
それは、子供の関節は柔らかく、体重も軽いので足へ掛かる負担が小さいからなのです。
兎にも角にも、魚の目やタコができないようにするには、自分に合う靴を履くことです。
そして、外反母趾にならないことです。
肉割れと言えば、一般的には妊娠した女性のお腹に赤や白のスジや線が出来ることを言います。
しかし、妊娠していない女性の足にも肉割れ(ストレッチマーク)が出来ることがよくあります。
自分の太ももやお尻、ウエストに 白い線のようなものが現れたことはありませんか?
現在、気が付いていないだけで、良~く見ると白い線が出来ているかも知れませんよ。
この線こそが何を隠そう肉割れなのです。
それでは、どうして妊娠してもいない女性や細身の女性にも肉割れが現れるのでしょう?
肉割れとは?
肉割れは、皮膚が裂けてひび割れのような状態になることで生じますから、妊娠などで急激な体型の変化が起きた時に現れてきます。
ところが最近では、太ったことがない女性や細身の女性のお尻や太ももなどにも、肉割れが見られることが多くなっていようです。
どうしてこのようなことが起きているのでしょう?
今回は、細身の女性にも見受けられるようになった肉割れについてお伝えいたします。
肉割れの原因
皮膚と言うものは、「表皮」、「真皮」、「皮下組織」の3層から成っておりますが、真皮や皮下組織は表皮ほど柔軟ではないため、急な伸びが起きた場合には耐えることが出来なくなってしまい、裂けが生じてしまいます。
これが肉割れなのです。
ですから、裂けが生じた部分は毛細血管が透ける状態になりますから、赤紫の筋が見えることが多くなりますし、時間が経った時には白い線に変化することもあります。
このようなことから肉割れは、赤紫色や白色の線で見えるのです。
いずれにしても、肉割れは女性にとって見栄えの良く無いものでありますから、肉割れが生じないようにする手立てを考えることが重要になります。
肉割れが起きるのが、急激な伸びに絶えられない皮膚が原因なのですから、妊娠したり、急に太った場合に良く見られるのですが、先ほどからお伝えしているように細身の女性にも見受けられる肉割れは、どのような原因で起きているのでしょう?
細身の女性にも起こる肉割れ
やせ型で細身の女性にも肉割れが起きることがありますが、それは歩き方に起因している場合もあります。
また、他の原因で肉割れが起きているとも考えられます。
肉割れの起きる主な原因は次のようになります。
肉割れが起きる原因
歩き方に原因の場合は、浮き指での歩行が肉割れの原因になってると考えられますが、他の原因の場合もありますから、併せて下記に記述致します。
● 浮き指
歩き方が悪かったりすると、肉割れが起きてしまうようです。
どんな歩き方が肉割れを起こかと言うと「浮き指」になります。
どう言ったものかと言いますと、足指に力が掛かっていない浮き指の状態で歩く、つまり足指を浮かせて指の付け根で歩行すると、太ももやふくらはぎに負担が掛かり過ぎてしまい、その結果として肉割れが起きやすい状態になると言うことです。
● ダイエット
短期間でダイエットを完遂しようとする時などには過激になる場合が多く、体重が急激に減少すると共に肉割れも起きてくるようですから、ダイエットは時間を掛けて行うことが非常に重要です。
● 激しい運動
激しい運動をすると、皮膚への負担が過剰になるので肉割れが起きることがあります。
筋肉を増やしたいとの思いから、過剰になりやすい筋トレなどは肉割れを起こしやすい運動と言えるでしょう。
● 血行不良
血液の循環が悪くなると皮膚の柔軟性が失われてしまいますから、肉割れは起きやすくなります。
体の冷えを感じやすい方や長時間の座りっぱなし、同じ姿勢などが多い方は血行不良の傾向がありますから、肉割れが起きやすいと言えるでしょう。
肉割れ対策
太ももやお尻、ウエストに生じた肉割れは、治ることはないと考えてください。
肉割れ専用クリームも販売されておりますが、生じた線が薄くなるだけですし、それまでには長い時間が掛かると思ってください。
兎にも角にも肉割れは厄介な線ですから、肉割れが起きないように予防をすることが重要なのです。
● 肉割れの予防
肉割れを予防するには歩き方の見直しを始め、過激なダイエットや激しい運動を行わないようにします。
また、 乾燥肌の女性は十分に保湿をしないと肌の柔軟性がなくなってが硬くなりますから、シワやシミが出来るように肉割れが起こる可能性が高まってきます。
そして、血行が良くなるように日々の生活習慣を改善することが求められるでしょう。
まとめ
肉割れ・ストレッチマークは妊娠した女性だけに現れるものではありません。
間違った歩き方や過激なダイエットの代償、間違った生活習慣による血行不良、体に良いと思って行った運動のやり過ぎが原因でも肉割れは生じることがありますから、何事も過激にならず、ご自分に合った適切な行動、生活習慣を実践するようにしてください。
肉割れは薄くなっても、治らないと考えてください。
くっきり現れた肉割れを、美容整形で治す選択肢も無い訳ではありませんが、費用が高額と言うことも頭に入れて置く必要もあるでしょう。
渡航者は年々増加の傾向を示しております。
夏休みはもちろんのこと、年末年始にも東西南北と、人々は旅に出ているようです。
時間的に余裕のある方ならのんびりと船旅もいいのですが、多忙極まりない方の場合は飛行機を利用し、旅先でのんびり過ごそうとする方もいらっしゃいますね。
近めの地域なら2時間ほどのフライトで目的地に着くことも少なくないですから、狭い座席でも我慢できますが、長時間に及ぶ遠い海外の場合では足を気ままに伸ばすこともままならない状況が続きますから、足に異常をきたす場合も少なくないようです。
座りっぱなしで身動きが取れないような状況が続く場合には、本人は気付いていないだけで、後々足に異常が起きてくることも珍しい事ではないようです。
その異常とは、エコノミー症候群です。
エコノミークラス症候群
年間1700万人から1800万人が日本を出国する時には、飛行機を利用するのが殆どの人と思われます。
もちろん、のんびりクルーズ船を利用して船旅を楽しむ方もおりますが、一握りの人たちのようです。
エコノミークラス症候群が一般的に知られるようになったきっかけは、2002年のサッカー日韓ワールドカップを目指していた高原直泰選手がエコノミークラス症候群を発症し、日本代表になれなかったことによるものが大きいでしょう。
エコノミークラス症候群と、通称で呼ばれることが多いのですが、正式名称は静脈血栓塞栓症と言うのです。
さらに、旅行者血栓症やロングフライト血栓症と呼ばれることもあります。
先ほどお伝えしましたが、高原選手がエコノミークラス症候群を発症して代表にはなれなかったのですが、どのような症状が現れていたのでしょう?
どのような症状に襲われtのでしょう?
原因なども交えながら記述していきたいと思います。
エコノミークラス症候群の原因
エコノミークラス症候群と言えば飛行機の広くないエコノミークラスの座席で長時間過ごすことで起きると思われるのが一般的なのですが、残念ながら飛行機以外でも発症することは珍しいことではないのです。
それではどういうところでエコノミークラス症候群は起きてくるのでしょう。
< エコノミークラス症候群が起こる要因>
エコノミークラス症候群は、飛行機のエコノミークラスの狭い座席の身動き取れない状態で、長い時間留まることで足の血流が滞ることで発症しますから、ビジネスクラスでもファーストクラスの座席でもエコノミークラス症候群は起きてきます。
足がより動かせない座席がエコノミークラスになりますから、危険度も高いと言えそうです。
どんな座席でもエコノミークラス症候群は発症しますので、静脈血栓塞栓症と呼んだ方が適切な呼び名と言えるでしょう。
エコノミークラス症候群が起こるケース としては、次のような場所や人が多いようです。
・ 職場でのデスクワークが長時間に及ぶ人
・ 電車や車の旅で長時間座る人
・ 自動車に寝泊まりする人
・ トラックやタクシーなどの運転を職業とする人
・ 足にケガをして動けない人
・ 手術をして動けない人
このような状態の人は血流が悪くなります。また血栓を生じやすくなりますから、血流を良くするために下記の予防法を可能な限り実践するようにすべきでしょう。
エコノミークラス症候群の症状
エコノミークラス症候群を発症すると、次のような症状が見られるようになります。
・ 初期には足に痛みやむくみが生じる。
エコノミークラス症候群が起こると、片足に痛みやむくみが生じることがあります。
・ 微熱が出たり、静脈が浮き出て見えることもある。
・ 足の血栓が胸にまで到達すると、胸に痛みが生じる。
・ 息苦しくなり、冷や汗が出て気を失うこともある。
・ 最悪の場合は死に至るケースもある。
エコノミークラス症候群は上記のような症状が起きてきますから、普段とは違う状況が生じた場合は早急に予防策を講じるようにすべきなのです。
エコノミー症候群の予防法
エコノミークラス症候群は血流の悪化によるものですから、血行を良くする、水分補給に注意を払うことが求められますので、次のようにすることで血流は改善してきます。
・ スペースを見つけて屈伸運動をする、踵の上げ下げをする。
・ トイレに行く間隔を短くする、我慢しない(動く)。
・ 足を組むと血行が悪くなるので足は組まない。
・ 水分の補給を適切に行う。
・ 定期的に体や足を動かす。
このようにすることで、ドロドロの血液が流れやすくなり、血栓の予防になりますから、エコノミークラス症候群は起き難くなると考えます。
最後に
エコノミークラス症候群は飛行機に乗らなければ発症しないと言うことはありません。
足に血栓が生じることで起こる病気ですから、会社でのデスクワークはもちろんのこと、家庭でも足を動かさず、足を組んだままの時間が長くなると血流が悪くなり、血栓が生じてエコノミークラス症候群が発症してしまうことは珍しい事ではないのです。
座席に座りっぱなしにならないようにし、体を動かす、足を動かす、さらに水分を補給する事がエコノミークラス症候群を発症させないためには必要なことなのです。
こむら返りは筋肉の異常収縮によって起きるものですから、こむら(ふくらはぎ)以外の手や足の指、首、お腹、背中など、全身にある全ての筋肉で起こると考えて良いでしょう。
例えば、若い年代ではサッカーやテニスなどの激しいスポーツをした時もこむら返りは起きてきますし、中高年においては健康維持のためのジョギングやハイキングなどをしている時にも起きることがあります。
スポーツをする方においては筋肉の使い過ぎで起きたりしますし、中高年においては筋肉が減少していることが原因となってこむら返しは起きているようで、様々な原因で起きていると言うことのようですが、寝ている時に起きることもあります。
寝ている時にこむら返り
運動をしている人や立ち仕事をした後などにこむら返りが起きてきますが、寝ている時に起きることも少なくありません。
50歳を超える人のほとんどが寝ている時にこむら返りを経験しており、毎夜こむら返りが起きていると言う60歳過ぎの人も数%おります。
睡眠時は1~1.5リットルの汗をかくと言われておりますから、脱水状態になっています。
筋肉細胞はカルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルバランスにより反応し易さが決まりますが、寝ていて汗をかいて体が脱水状態になっている時は、ミネラルバランスが崩れやすくなっている状況と言っていいでしょう。
そのような時に寝返りを打ったりした場合などには筋肉に刺激が加わり、異常収縮が生じてこむら返りが起きてしまいます。
寝ている時のこむら返りはこのようなことで起きるのですが、筋肉疲労や体の冷え、さらに栄養不足が原因となって起きる場合もあるのです。
また、妊娠中の女性はカルシウムやマグネシウムが不足しやすい状態ですから、ミネラル不足が原因となってこむら返りが起ているとも言えるのです。
こむら返りの対処法
こむら返りは一過性の症状ですから、治療を必要とはしませんが、初めて経験する方は、一瞬パニック状態になる可能性があります。
でも、あわてないで次のようにしてみましょう。
● つった方のつま先をつかみ、ゆっくりふくらはぎを伸ばすようにします。
● つった方の足の膝を立て、つま先と踵を両手で持ち、前に体重をかけてゆっくりふくらはぎを伸ばすようにします。
● 両手を壁に付き、つった方の片足を伸ばしながら体重を掛け、ふくらはぎが伸びるようにします。
● お風呂に入って温めるのも良いですが、そういう状況ではないでしょうから、やさしくマッサージをしたり、暖めたタオルでつった部分を温めるようにします。
こむら返りの予防
● 運動をする
こむら返りを予防するには、軽めの運動を継続することも必要です。
しかし、筋肉に負担が掛かるほどの運動は、かえってこむら返りを起こす原因になりますから、十分注意をして運動をするようにします。
● 食生活の見直し
先ほどもお伝えしましたが、ミネラル不足がこむら返りの原因になりますから、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの栄養素が不足しない食事を心掛けることも、こむら返りを防ぐことに繋がると考えます。
● 筋肉を揉み解す
お風呂に入った時などには、こむら返りが起きる部位やつりやすい部位を優しく揉み解して筋肉の血流がよくすことも、予防としての効果は期待できるでしょう。
こむら返りが起こる病気
こむら返りが良く起きる方は「また起きた!」と言う感じでしょうが、よく起きる方は病気を疑う必要もあります。
< こむら返りの起きる病気 >
こむら返りがよく起きる場合は、病気が原因となっている場合も考えられます。
それは例えば・・・
● 下肢静脈瘤や血管炎、閉塞性動脈硬化症、バージャー病などの血管系の病気。
● 肝硬変や糖尿病などの代謝異常。
● 甲状腺機能低下症や副甲状腺機能低下症、アジソン病などの内分泌疾患。
● 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、脳梗塞、筋ジストロフィーなどの神経筋疾患。
このような病気が原因でこむら返りが起こると言われております。
ですから、こむら返りがよく起きる人、足のしびれや喉の渇きが見られる人、腰痛が見られる人、歩き難い、足のむくみが見られる、ろれつが回らないなどの症状がみられる方は早期に医療機関を受診された方が良いでしょう、
こむら返りは死の危険?
こむら返りが起こった時と言うのは、死も背中合わせの状態ということが肝に銘じておく必要があります。
様々な事故やトラブルがありますが、表に現れてこないだけで、こむら返りが原因で事故って亡くなられる方もおられると考えた方が良いでしょう。
● 自動車を運転中に足がつる!
例えば足がつってブレーキペダルを踏めないような場合、事故に繋がる危険があります。
高速道を運転中につった場合は、死と背中合わせになりながら運転することになりますから、長時間の運転にならないように時間を決めて休憩を取り、足の筋肉の疲れを取るようにします。
車を運転中に足がつった場合は、焦らずに路肩に停車し、つった部分を揉み解すようにマッサージをします。
車を運転中につる場合は足の筋肉の疲れ、あるいは体内のミネラル不足が考えられますから、普段から車を運転する方は足の疲れには十分注意をしながら、ミネラルの摂取に気を配る必要があります。
● 水泳中にこむら返り!
水泳中に足がつってしまった場合は、泳げなくなると共に立てなくなることが多いですから、浅い水位でも溺れてしまうことも考えられます。
ですから、水泳をする場合はふくらはぎなどの筋肉をマッサージしたり、準備運動をしてから、水に入らなければ、溺れてしまう危険があるのです。
このような事故は「無きにしも非ず」ですから、こむら返しの起きやすい方やつりやすい方は、シミレーションをしておくと、命を落とす可能性が低くなると考えて良いでしょう。
最後に
こむら返りが寝ている時に起きた時には、痛みで目が覚めてしまい、朝まで筋肉を揉み解すことが多くなりますから、寝不足のまま仕事に出掛けることになります。
こむら返りが起きた場合は仕事にも支障が出ますし、病気が原因で起きている場合もありますから、何度もつるような場合は早期に病院を訪ねて検査を受けた方が賢明なのです。