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暑くなってくると、むくみ(浮腫)に悩まされる方が多くなります。

朝起きた時にむくんでいた場合は、前夜の深酒が原因だったり、睡眠不足が原因だったりします。

また、水分や塩分の摂り過ぎた時も結果としてむくみが現れたりしますが、昼を迎える頃、遅くても翌日には一般的なむくみは治まってしまいますが、女性は月経前症候群(PMS)の影響でもむくみがみられます。

しかし、時間が経過してもむくみが一向に解消されない、引かない場合は、とんでもない病気が隠されている可能性がありますから十分注意するようにして下さい。


むくみ(浮腫)を生じるとんでもない病気

むくみが症状として現れる病気には、腎臓や心臓、肝臓、内分泌の各疾患、更に栄養障害などによっても、むくみは引き起こされます。

浮腫には全身性浮腫と局所性浮腫があり、全身性浮腫は次のようなものです。


全身性浮腫

腎性浮腫(じんせいふしゅ)


急性糸球体腎炎やネフローゼ、糖尿病性腎症などの腎臓疾患によって、むくみは生じてきます。

腎機能の低下により、余分となった塩分や水分が適切に排出され、蓄積されたりタンパク尿が出過ぎることで、水分バランスが崩れてむくみが現れます。


心性浮腫(しんせいふしゅ)


慢性心不全や肺性心などの心臓疾患によって、むくみが生じてきます。

心機能の低下により、水分やナトリウムが溜まることで、全身にむくみが生じてきます。


肝性浮腫(かんせいふしゅ)


肝硬変や慢性肝炎などの肝臓疾患によって、むくみが生じてきます。

肝機能の低下により、血液に水分を溜めるアルブミンの合成も低下することになり、血液中の水分濃度が低下してしまいます。

結果門脈という器官の血圧が上昇してしまい、水分や塩分が排出されずに蓄積されて、むくみの症状が現れることになります。


内分泌浮腫(ないぶんぴふしゅ)


甲状腺機能低下症や甲状腺機能亢進症などの内分泌の疾患によって、むくみが生じてきます。

むくみの特徴は、指で圧迫しても圧痕を残さないで直ぐ元に戻ります。


栄養障害浮腫(えいようしょうがいふしゅ)


ビタミンB1欠乏症や蛋白漏出性胃腸症、メネトリエ病などから、むくみが生じてきます。

ビタミンB1欠乏症(脚気など)では末梢神経の障害によって、神経炎や痺れなどの症状が現れ、心機能は低下して心不全になり、むくみが生じてきます。

他の全身性浮腫には薬剤の副作用から生じる薬剤性浮腫、肥満により生じる肥満性浮腫があります。


局所性浮腫

局所性浮腫には、下肢静脈瘤による血管性浮腫や唇や瞼に生じる血管運動性浮腫、リンパ管の機能不全で生じるリンパ性浮腫、火傷や痛風で生じる炎症性浮腫、骨折や打撲時の細菌による外傷性浮腫、身体が麻痺した時に生じる麻痺性浮腫などもあります。


むくみは生活習慣の改善で解消されることが多いですが、とんでもない病気が隠れている場合も否定できないので、気になるむくみは早急に診察を受けるようにして下さい。





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