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暑い夏の日、立ち上がろうとした時など、クラクラして驚かれる方も多いのではないでしょうか。
そして、すぐに思い浮かべるのは熱中症では・・・と思います。
熱中症対策として、水分補給などを十分行っているにも関わらず、クラクラ、フラフラする状態では立ちくらみの可能性が大きいかも知れません。
そのような状態になった時は、凄く不安になると思いますが、2~3分で回復していれば病院での診察は必要ないでしょう。
しかし、何度も起こる方はしっかり診察してもらった方が良いでしょう。
立ちくらみの原因はいろいろありますが、夏の暑い時期に起きる場合は、貧血が原因で起きている可能性があります。
貧血は鉄不足!
最も多くの女性に起きている貧血は鉄欠乏症貧血で、鉄分が不足することにより、血液中の酸素を運ぶヘモグロビンが体内で生成されなくなり、減少してしまうことで貧血は起きてしまいます。
貧血の立ちくらみ以外で見られる症状は、次のようなものです。
・動悸
・めまい
・頭痛
・吐き気
・手足のだるさ
・顔色の悪さ
・・・などです。
このような症状が出た場合は応急処置として、休んで水分の補給をして下さい。
女性が貧血になりやすい!
女性が貧血になりやすいのは、女性に生理があるからと言っても良いでしょう。
生理のある女性は毎月17mgほどの鉄分を失ってしまいます。
これが女性が貧血になる第一の原因になるでしょう。
第二の原因は、どなたにも当てはまることで、汗を掻くことから来ています。
この汗ですが、成分のほとんどは水が占めています。
そして、舐めたことがある方は知っていますが、塩分も含まれております。
更に、ミネラルも含まれております。
実は含まれている、あるミネラルも女性の貧血の原因の一つになっているのです。
汗に含まれているミネラルは、カリウムやマグネシウム、カルシウム、亜鉛、そして貧血のウエイトを占めている鉄があります。
つまり、汗っかきの女性ほど鉄分が汗に紛れて流れ去ってしまいますから、貧血の度合いが高くなる訳です。
暑い時には、熱中症対策として水分の補給を十分に行う必要がありますが、汗として流出する鉄分も多くなりますから、水分の補給と同様に鉄分の摂取も必要になります。
勿論、汗のもう一つに成分である塩分の補給も忘れてはいけません。
女性の生理による鉄分の流出量や汗による流出量は個人差がありますから一概には言えないのですが、鉄分の摂取量を厚生労働省では次のように推奨しています。
女性の鉄分摂取量
・月経の有る女性(18~29歳)では 1日当たり 10.5mg
・月経の有る女性(30~69歳)では 1日当たり 11.0mg
・月経の無い女性(18~29歳)では1日当たり 6.0mg
・月経の無い女性(30~69歳)では1日当たり 6.5mg
月経の有る女性、無い女性共に1日当たりの上限量は 40mgです。
このように厚生労働省は推奨しておりますが、過剰摂取した時には弊害も生じてきますから、適切な摂取をするようにして下さい。
鉄分の過剰摂取による弊害
鉄分を必要以上に摂ることで様々な症状が出てきますから、推奨される量以上は摂らないようにすべきでしょう。
● 鉄分を過剰摂取後に現れる症状
・嘔吐
・腹痛
・下痢
・胃腸障害
● 鉄分が蓄積されて現れる症状
・血色素症
・肝機能障害
・糖尿病
・血管疾患
女性は慢性的に貧血状態の方が多いようですが、鉄分を摂れない状況下の方はサプリメントから摂ることもできますが、摂り過ぎには十分注意して下さい。
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