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正座する機会が少なくなったとは言え、仏事や神事の際にはどうしても避けられないのが正座と言えそうです。
正座しないテーブルで行われることが増えているとは言え、厳かな祭事には中々正座は切り離せるものではありません。
しかしながら、正座をすると厄介なことに見舞われることが少なからず起きてきます。
そうです、「足のしびれ」が起きてしまうと言うことです。
足にしびれが起きないよう、正座椅子なども販売されており、祭事の際には高齢のご婦人が持参し、しびれが起きないよう自身で対処されているのを何度も見ております。
あらかじめ正座をする予定がある場合は、正座椅子を持参してしびれに対処するのも良いですが、持ち運びが面倒なのは否めません。
足がしびれると、転んでしまう危険もありますから、しびれが起きないように対処するのは正解と言えるでしょう。
しかし、足にしびれが起きるのは正座をした時とは限りません。
体が不調の時などもしびれは起きてきますから、原因を突き止めて適切に対処しなければ、ますますしびれの症状が悪化することも考えられます。
足のしびれ
足がしびれる原因としては、血行が悪くなっていることが挙げられます。
これは足を崩さず、同じ状態を続ける正座に見られますから、正座を止めて足を崩せば、次第にしびれは無くなって行きます。
しかし、単なる血行の悪化でしびれが起きるのではない場合を十分考える必要があるのです。
足のしびれの症状
しびれは体のいろいろな部位に生じてきますが、足を含めて次のような症状が見られます。
● 感覚の低下
・痛みを感じなくなったり、触っても触れた感覚がないような状況になる。
● 運動の麻痺
手足を動かそうと思っても力が入らない、動かせない状況になる。
● 異常な感覚
安静状態でもしびれた時と同様のピリピリ、ジリジリ感が現れる。
足のしびれの原因
足がしびれる原因は、正座の時にも記しましたが血行の悪化が挙げられますが、その他には次の二つが原因になります。
● 神経が圧迫されて生じている
・神経の通っている管や骨の変形により、神経が圧迫されてピリピリ、ジリジリ感のしびれが生じてきます。
● 病気が原因で生じている
・座骨神経痛(ざこつしんけいつう)や椎間板ヘルニア(ついかんばんへるにあ)、脊柱管狭窄症(せきちゅうかんきょうさくしょう)などを発症することでもしびれが生じてきます。
このほかの様々な病気を原因としてしびれは起きてきますが、今回は座骨神経痛、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症としびれについて記述いたします。
座骨神経痛
腰から足に伸びている坐骨神経が圧迫や刺激を受けることで、しびれや痛みが生じる病気で、時には歩行障害を伴うこともあるようです。
椎間板ヘルニア
背骨にあるクッションの役目をする椎間板の中にある髄核が外にはみ出し、炎症を起こしてしびれや痛みが生じてくる病気です。
脊柱管狭窄症
背骨の中の神経が通る脊柱管が首や腰の辺りで狭くなり、神経が圧迫されてしびれや痛みが生じてくる病気です。
この他にも、しびれが起きる病気は沢山ありますから、安易に対処した結果、症状を悪化させてしまうことにもなり兼ねませんから、しびれが起きた時には専門の医療機関を受診するようにした方が良いでしょう。
まとめ
正座などでしびれが生じた場合は、足を解せばしびれから解放されますが、しびれが長く続いたり、しびれた原因が不明の場合は、早急に受診すべきと考えます。
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