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更年期に入られる女性はホルモン分泌の減少により、のぼせを始め、動悸、息切れ、頭痛、倦怠感、めまい、さらに気分の落ち込みと言った症状が現れてきます。
このような更年期障害は生活に支障を来たすこともありますから、悩まれておられる方も沢山いらっしゃいます。
中でも、めまいは更年期の女性の3人に1人は経験していると言われています。
めまい
めまいは男性より女性が3倍ほど多く、60代に入られると2人に1人は、めまいが起きたことがあると言うことですから、いかに女性にめまいが多いかと言うことが良く分かります。
めまいのタイプ
めまいは起こり方と起きている持続期間から大きく二つのタイプに分けられます。
● 回転性めまい
・自分がグルグルと水平方向に回っている感じがする。
・突然めまいが起き、一定期間続いた後はめまいが消える。
● 非回転性めまい(フラフラ感)
1.突然フラフラしためまいが起き、一定期間続いた後はめまいが消える。
2.知らない間にフラフラしためまいが起き、数か月、数年続く場合がある。
非回転性めまいは、上記のような2タイプがあります。
このようなめまいが起きた時には、吐き気を伴うこともあります。
めまいが起きる病気
めまいは鉄不足から起きる貧血や脳への栄養不足、酸素不足により起きてきますが、病気が原因でめまいが起きる場合も少なくありません。
次のような病気でも、めまいが起きてきます。
● メニエール病
・はっきりした原因は不明ですが、突然激しい耳鳴り、嘔吐、難聴と共にめまいが起こる。
● 良性発作性頭位めまい症
・内耳にある耳石(じせき)が三半規管に入り込むことで、めまいが起こる。
● 脳梗塞
・脳の血管が詰まることで、めまいが起こる。
● 脳出血
・脳の血管が破れることで、めまいが起こる。
● 脳腫瘍
・脳に腫瘍(できもの)が出来ることで、めまいが起こる。
更年期の女性はカルシウム不足の方が多く、耳石がはがれやすくなりますから良性発作性頭位めまい症を発症しやすく、めまいが起きやすいと言えるでしょう。
めまいが起きた時の対処
めまいが起きると、どうすれば良いのか分からなくなり、不安になってしまいます。
布団から起きた時や急に立った時などにめまいが起きと時は、「慌てない」ことです。
そして、次の行動をとるようにしてください。
・横になれる時には直ぐ横になってください。
・座るイスなどが近くにあったら座ります。
・休める状況でない時には、その場にしゃがむ、座るなどして少しの間、安静を保ちましょう。
まとめ
更年期にめまいで悩まされようと、一番注意しなければいけないのが、脳の疾患が原因でめまいが起きている場合です。
めまいと共に頭痛が起きていたり、体が痺れていたり、話ができない、意識が混濁しているような時には、早急に医師、救急車の手配をしなければ命に関わりますので、十分注意しなければいけません。
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