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年齢を重ねるに従って身体は傷んできます。
そして、あちらこちらから気に掛かる血圧の話が聞こえてきたりしますし、病気の話なども否応なく耳に入って来ているのではないでしょうか?
中高年で多い病気には糖尿病や心臓病、高血圧、高脂血症、脳血管疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、肝機能障害、骨粗鬆症、癌などが挙げられるでしょう。
これらの病気はTVの特集にも上る生活習慣病になり、不適切な食生活や運動不足、飲酒、喫煙などが原因となって病気を発症するのですが、これらの生活習慣病が生じる前に身体に異変が起きている可能性も否定できないのです。
つまり肥満の方には、膝の痛みで生活習慣病の発症を知らせいるとも受け取れるのです。
生活習慣病の原因の一つに肥満がありますから、この肥満は身体への大きな負担を強いていると考えていいでしょう。
肥満の方は膝や関節への負担が掛かっていますが、内臓疾患が発症する前に膝や足に痛みが現れ、悩んでいることが多く見受けられると言うことにもなります。
ですから肥満を解消するために、早期に手を打たなければ生活習慣病を発症してしまう可能性が高いと言うことなるでしょう。
つまり、糖尿病や心臓病、高血圧、高脂血症、脳血管疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、肝機能障害、骨粗鬆症、癌などの生活習慣病の発症に近い位置にあるのが肥満と言うことになりますから、肥満解消に取り組むことは膝の痛みを改善することになり、延いては生活習慣病を防ぐことに繋がると考えます。
最初に肥満解消に取り組むべきか、膝の痛み改善に取り組むべきか、ですが今回のテーマが膝の痛みですので、膝の痛みへの対処法について記述しますが、当然肥満解消にも繋がる事柄です。
膝の痛みへの対処
膝の痛みの主な原因は次のようなものです。
膝の痛みの原因
● 加齢
・ 年を取ると膝周辺の筋肉の衰えが生じると共に関節軟骨が擦り減り、膝への負担が増大して炎症を起こしたり、痛みが起きたりします。
● 運動不足
・ 運動不足は筋力の低下を招き、延いては膝の負担が大きくなって軟骨が擦り減り、炎症を起こして痛みが起きてきます。
● 太り過ぎ
・ 体重が重いほど膝に掛かる負担は大きくなり、膝の関節軟骨は擦り減って炎症が起こり、痛みが現れて来ます。
膝関節の病気が原因の痛み
● 変形性膝関節症
・ 女性の2人に1人が発症していると言われており、膝関節の軟骨が擦り減ることで炎症や変形が起こり、痛みが生じる病気です。
・ 関節が腫れたり、関節液が溜まることもあり、歩けなくなるほど痛くなることもあります。
・ 症状にもよりますが、軽い場合は外用薬や内服薬、ヒアルロン酸の関節内注射が起こなわれます。またリハビリテーションや温める物理療法、装具を用いる場合もあります。
重い場合や上記の治療で改善しない場合は手術治療が行われ、「骨切術」や「人工膝関節置換術」などが行われます。
● 関節リュウマチ
・ 免疫異常により、手足の関節に炎症が起こる病気です。
・ 膝や手、指の関節が強ばって動かし難くなり、腫れや痛みを伴う症状もあります。
・ 抗リウマチ剤と非ステロイド性消炎剤などを用いての薬物療法が基本になりますが、ステロイド剤やヒアルロン酸製剤の注射、リハビリテーションなどの理学療法が行なわれることもあります。
● 無菌性骨壊死
・ 原因を特定し難い、中高年に多い病気です。
・ 関節に水が溜まることがあり、抜いても直ぐに溜まって痛くて歩けなくなることもあります。
・ 保存療法と手術療法があり、保存療法では薬を使って痛みや炎症を抑えます。またヒアルロン酸を関節内に注射することもあります。
手術療法では、骨を切って矯正す「骨切術」や人工関節に替える「人工関節置換術」などでの治療が行われます。
● 半月板損傷
・ 膝関節でクッションの役割をしている半月板が、何らかの衝撃が加わって損傷する病気です。
・ 膝の曲げ伸ばしに痛みを感じたり、引っ掛かりを感じることもある、また関節液が溜まることもあります。
・ 消炎鎮痛薬や内服薬、リハビリテーションなどの保存的治療で改善が見込まれない場合は、手術による半月板縫合術と切除術が行われます。
● じん帯損傷
・ 関節の骨と骨を繋いで安定させるじん帯に、力が外部から加わるなどして切れてしまう病気です。
・ 腫れや痛み以外には、関節が不安定になってぐら付いたり、変形性関節症を発症することもあります。
・ 保存療法と手術療法があり、保存療法ではギブスや膝動揺性抑制装具を用いて可動域訓練を行い、筋力低下を抑えることになります。
手術療法では、靭帯修復術と再建術があり、手術では前十字靭帯損傷が一番多くなり、ハムストリング腱や膝蓋腱を用いての再建術が行われます。
膝の痛みへの対処
膝の痛みを感じる方は日頃から運動とは縁のない方だったり、膝を使わない運動をしている、あるいは余計な負担が膝に掛かっている状態が続くことで痛みを感じる場合がありますから、膝の筋力アップを図りながら、筋力低下を抑えることは非常に重要となるでしょう。
また膝を使わないでいると、膝関節の柔軟性も失われますから、膝の痛みに拍車を掛ける事態になり兼ねません。
と言うことから、膝の筋力アップの運動をすることが、膝の痛みを防ぐことに繋がって行きます。また、現在痛みを感じている方は、少しずつ筋力アップを目指すようにします。
膝に負担の掛かり過ぎない運動
運動をするにしても、これまで運動とは関係の無かった人が特に激しい運動をしてしまうと膝の軟骨や骨を痛めることになりますから、徐々に運動量を増やして行くと膝への負担も大きくならずに筋力アップに繋がると思います。
それでは、どのような運動が膝には良いのでしょう?
生活習慣病の原因の一つに肥満があると冒頭に記述しましたが、運動不足による肥満が最たるものと言えるでしょう。
そして、肥満による体重の増加が膝に負担を強いてしまい、膝に痛みが走る原因になっているのです。
この肥満はさらに糖尿病や心臓病、高血圧、高脂血症、脳血管疾患、呼吸器疾患、消化器疾患、肝機能障害、骨粗鬆症、癌などの生活習慣病を発症させますから、早期に肥満を解消するための運動をすべきだと考えます。
激しい運動をしては、膝に負担を掛けることになりますから、軽めの運動を長い期間継続することが膝にとっては良いことと考えます。
それでは、どのような運動が効果的なのでしょう?
・ ウォーキング
・ ストレッチ
・ ジョギング
・ 水中歩行
・ サイクリング
・・・などの運動が良いと思いますが、膝への負担を考えるとジョギング、ウォーキングは止めた方が良いでしょう。
直接膝への負担が少ない水中歩行や自転車、エアロバイクなどは膝への負担が少ないですから、膝に不安を抱える方には良い運動と言えるでしょう。
まとめ
膝が痛いは中高年だけではありません。
若い人でも膝を酷使した時には膝に痛みが走りますから、普段から膝の筋力アップを図るための運動はした方が良いということになります。
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