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足に現れる症状には様々なものがあります。
単なる疲れから生じた症状であったり、重大な病気の前触れだったりしますから、注意深く見て行かないと命に関わっている症状を見落としてしまう場合もあります。
若い年代の人ならばまだしも、中高年になられる人は若い時のツケが回って症状が現れて来るくることも少なからずあるようです。
病気から来る足の異常な症状は、見逃されこともありますが、どのような症状が起きやすいのでしょう?
もし、症状に気付かずに放置した場合のリスクは、どういったものなのでしょう?
万が一変わった症状が見られた時には、どう対処すればいいのでしょう
それでは、足に現れる症状の原因と対処法を見て行きましょう。
足に現れる症状
むくみ
足に現れる症状の中で一番多くみられるのが浮腫(むくみ)のようです。
足のむくみと言えば、立ち仕事やデスクワークを想像します。
同じ姿勢を長時間取り続けていることで、足に巡った血液が心臓に戻り難くなることでむくみが生じることになります。
また運動不足により、衰えている筋肉が心臓まで血液を戻せなくなることで、むくみが生じることもあります。
さらに水分を溜め込む塩分の摂り過ぎ、ダイエット、お酒の飲み過ぎ、偏食などによっても、むくみが起きてきます。
このようなむくみは一過性のものが多いですが、中には病気を原因とするむくみもあります。
足のむくみが両足に生じているのか?片方の足だけがむくんでいるのか?によっても、むくみの原因となる病気は変わってきます。
足がむくむ病気
・ 心不全
心不全の症状として、息切れや呼吸困難、むくみがありますから、短期間に体重が増えたような場合は、むくんだ分が増加した重さと言うことになります。
・ 腎臓病
腎臓病は症状が現れにくいですが、初期の症状としてむくみや血尿がありますから、症状が認められた時には早期に医療機関を受診するようにします。
・肝不全
肝不全を起こすと、皮膚の色が黄色くなる黄疸になりますが、足がむくんだり、お腹周りが膨らむこともあります。
・ 甲状腺機能低下症
むくみが顔や手足にも起こりやすくなり、声にかすれがあったり、手足にしびれ感があるような時には甲状腺機能低下症の疑いがあります。
・ 下肢静脈瘤
女性の15%は下肢静脈瘤の疑いがあるので、足のむくみやかゆみなどの症状がある人は、下肢静脈瘤 の可能性があると考えられます。
・ 深部静脈血栓症
静脈に血栓ができて詰まる病気で、片方の足だけが腫れたりむくむような場合は、深部静脈血栓症の疑いがあります。
・ リンパ浮腫
手術や抗がん剤、放射線治療後に発症する副作用の病気で、足にむくみが出たり、動かしにくかったり、疲れやすいと言った症状も現れます。
このように、足のむくむ病気はいろいろありますが、命に関わるむくみもありますから、十分注意をしなければいけないのが、むくみと言えるでしょう。
足にしびれがある場合も、重大な病気が隠れている可能性があります。
足がしびれる!
長い時間、正座をした場合には足がしびれることがあります。
しかし、正座をした覚えもなく、これと言った原因が不明にも関わらず足がしびれると言う場合、本当の原因はどこにあるのでしょう?
足がしびれる病気
足がしびれたとしても、自然と消えてしまうような一時的なしびれは気にすることもありませんが、時々起こるしびれや長い時間しびれが消えない時には、病気が原因となってしびれが生じている可能性もあります。
しびれの原因は沢山ありますが、ピリピリやチクチクと言った知覚神経の障害がしびれの状態になります。
しびれは「末梢性のしびれ」と「中枢性のしびれ」、「脊髄性のしびれ」に分けられます。
● 末梢性のしびれ
体に分布している末梢神経が、外傷を受けたり圧迫が加わったりすることでしびれが起きてきますが、両足先がしびれる場合は糖尿病によって末梢神経に障害が起きてしびれが生じているようです。
● 中枢性のしびれ
脳梗塞や脳腫瘍でもしびれは起きますが、閉そく性動脈硬化症などによっても足に血流障害が起き、しびれが起きてきます。
● 脊髄性のしびれ
腰痛を伴って生じる足のしびれなどは、椎間板ヘルニアなどによって脊髄の神経が圧迫されることでも起きてきます。
また、背骨の中を通る神経の圧迫で生じる脊柱管狭窄症や首の骨の変形で起きる頚椎症、足の裏の神経の圧迫で起きる足根管症候群などによっても、足にしびれが起きてきます。
このように神経の圧迫や障害によって、しびれが起こるのですが、足が冷えることで血流が悪くなり、しびれが起こることもあります。
まとめ
時として、正座をしている時などにしびれが生じた時は困ってしまいますが、一時的なしびれはやがて消えて行きますので安心して良いですが、足を暖めたり、マッサージすることで血流は改善されますから、しびれから解放されることもあります。
足のしびれが脳疾患や心疾患から生じている場合は、即命に関わりますから十分注意をしなければいけません。
足のしびれが長く続いている場合やしびれ以外の症状が見られる場合には早期に医療機関を受診するようにしてください。
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