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新型コロナウイルスのオミクロン株ですが、感染力がすこぶる強いと言うことで、国内的には新規の感染者数が激増してしまった訳ですが、専門家によりますと、2月上旬にオミクロン株の感染がピークを迎えたと言うことです。
しかし、新たなオミクロン株の新種「BA.2」が国内で確認されたと言うことです。
この「BA.2」はこれまでのオミクロン株よりも感染力が強いと言うことのようですが、まだ感染した方の人数が少ないことから、毒性等の詳細は不明のようですが、感染力や毒性がこれまでのオミクロン株を上回るようであれば、感染による死者が、これまで以上に増えてしまうでしょうから、大変な事態が新たに生じることにもなり兼ねません。
この「BA.2」の感染が拡大する前に、予てから言われた居ましたように3密を避け、手洗いをこまめに行い、うがいも各自徹底するようにしなければならないですが、実は政府が推奨し、企業が進めているテレワーク、在宅勤務による免疫力の低下がオミクロン株の感染拡大に影響していた可能性もあるのです。
そして、この免疫力の低下がオミクロン株の新種「BA.2」の感染を広げる可能性もありますから、免疫力をどう高め、低下を食い止め、防ぐにはどうすべきか?
・・・を今回は記述致したいと思います。
それでは、どう言うことが免疫力を下げてしまうのか?
・・・からお伝えしましょう。
免疫力とは・・・?
免疫力は、自分の身体を菌やウイルスから守ろうとする力ですね。
ですから、免疫力が低下している時などには感染症になったりしますから、病気に罹りやすい状況と言うことにもなります。
このように免疫力の低下を防ぐことができれば、病気に罹り難くなります。
このようなことから重要なのが、免疫力はどのようなことで下がってしまうのか?になるでしょう。
免疫力を下げる原因
免疫力は様々な原因で低下して行きます。
寒い冬の時期は身体を冷やしてしまいがちです。
身体を冷やすと言うことは、免疫力を急速に低下させます。
実は、体温が1℃下がると、免疫力は30%も低下すると言われています。
ですから、体温を低いままにしますと低体温になり、免疫力は極端に下がってしまいます。
がん細胞と言うものは、体温が35℃の時が最も増殖します。
と言うことは、低体温の方はがんに罹るリスクを背負っていると言うことにもなります。
逆に、がん細胞は39.3℃で死滅するようですから、身体の温かい人はがんに罹るリスクが低いと言うことにもなるでしょうね。
冬の寒い以外で免疫力が低下する原因には、どのようなことがあるのでしょう?
一般的には次のような事で免疫力が低下すると考えられます。
・ストレス
現代の社会では常にストレスと背中合わせですが、このストレスが免疫力を下げています。
・疲労
疲れが取れず、溜まったままですと免疫力の低下を招いてしまいます。
・寝不足
本来、睡眠は疲れを取り去ることで免疫力は回復していきますが、寝不足は免疫力を低下させてしまいます。
・飲酒.喫煙
お酒やタバコは仕事の途中や仕事が終わった後で気持ちを楽にさせてくれますが、免疫力は逆に下げてしまいます。
このように仕事後の息抜きが逆に免疫力を下げる場合もありますから、体調が思わしくない時は免疫力が低下していると捉えて無理をしないことが重要になります。
それではどうすれば免疫力を挙げられるのでしょう?
免疫力の上げるには・・・?
免疫力を上げるには腸に注意を払う必要があるでしょう。
何故なら、免疫力を司る免疫細胞の70%が腸に集まっているからです。
ですから、腸の悪玉菌を増やすような食事をしていると、自ずと免疫力は低下を辿ることになります。
ですので、栄養の取れないジャンクフードやファストフードを取り続けると免疫力は下がってしまいます。
つまり、腸の善玉菌を増やすようにすれば免疫力は高くなっていきますので、善玉菌(ビフィズス菌)が増えるように餌となるバナナや大豆製品、玉ねぎなどを摂るようにします。
また便通が良くなるように食物繊維を摂ることで腸のぜん動運動が活発になり、免疫力向上に繋がります。
このように在宅勤務によって免疫力の低下が考えられる訳ですが、在宅勤務が長くなるにつれて身体の至る所に変化が生じることも少なくありません
在宅勤務が長くなれば、出社していた当時と比較するまでもなく、歩く時間は大幅に減っているでしょう。
つまり、歩く時間、電車に揺られている時間共に減っていますから、筋肉は鍛えられません。
鍛えられないと言うことは筋力が低下することになります。
家での食事はエネルギーにはなっても筋肉を着けないと言うことになり、消費されない脂肪などは単なる脂肪太りとして残り続けるのです。
ですから、在宅勤務以降足が太くなったリ、お腹周りが大きくなって貫禄が出たと感じた方は、脂肪の蓄積が顕著にみられるとと言うことにもなるでしょう。
このようなことからテレワーク、在宅勤務がこれからも続くと考えられる方は、先ほど記述致しましたように免疫力の低下を招くような食生活を止め、免疫力が高くなるような食事に変える必要があると共に、身体を動かして脂肪が着かなくすれば、身体への負担が減少していきますから、オミクロン株の新種「BA.2」への感染が少なからず抑えられる可能性もあると考えているのです。
まとめ
オミクロン株の新種「BA.2」は今後どこまで感染拡大するかは不明ですが、免疫力を高めていれば、ある程度感染を抑えられるのではないでしょうか。
免疫力が低いと思われる方は、上記の「免疫力を上げるには」・・・を実践して頂きたいと思います。
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スマートフォンが怒涛の勢いで普及しているようです。
老いも若きもスマホを手に、通話からゲーム、ネット検索まで自分の目的を達成すべく、暇さえあればスマホを眺めているようです。
スマホやパソコンから発するブルーライトが、身体に様々な悪影響を及ぼすと言われております。
もちろんブルーライトは光ですから、目への影響が一番に懸念されるのは言うまでもないのです。
さらに中高生に至っては、スマホを手にしている時間の長さから、スマートフォン症候群と呼ばれる新たな症状が見られるようになってきております。
・・・と言うことから、今回はスマートフォン症候群とはどのようなものか、スマホにまつわる症状と対処法などをお伝えしようと思います。
スマートフォン症候群とは
最近よく耳にするのがスマートフォン症候群と言う言葉ではないでしょうか?
パソコンよりもスマホを利用する方が激増しておりますが、ディスプレイの大きさから言えばスマホの方が小さいですから、目を酷使する度合いも高くなると言えるでしょう。
しかし、目に与える影響と同等に、体や精神的な面への影響も大きなものがあります。
夜も遅くなり、「そろそろ寝よう」と思っても、手にしたスマホが気に掛かることもあるでしょう。
つまり、スマホのスイッチを切れないと言うこともありますから、布団の中に潜り込んだまま朝を迎えると言うこともあるかも知れません。
自分一人の世界に入り込めることが出来るのもスマホの良い所でありますが、体を悪くしやすい所でもあるのです。
それではスマートフォンを使うことで現れる体の異常、スマートフォン症候群の主な症状を見て行きたいと思います。
スマートフォン症候群の症状
先述しましたが、小さなスマホの目への影響は大きなものですが、体には目の疲れ以上に症状が現れ始めている可能性があります。
● 肩凝りが起きやすくなった
● 首の凝りを感じ始めた
● 首の後ろが痛む
● 猫背になり始めた
● 肩が上げ難くなった
● 頭痛を感じるようになった
このような症状を感じるようになった場合は、スマートフォン症候群が起きていると思った方が良いでしょう。
それでは、実際に現れるスマートフォン症候群の症状を見て行きたいと思います
スマートフォン症候群の症状
スマートフォン症候群が起きると、体には次のような際立った症状が見られるようになります。
< ストレートネック >
首の骨(頸椎)と言うものは、本来30~40度の湾曲になっているものですが、同じ姿勢を長い時間取ることによる頸椎の疲労などにより、頸椎の湾曲が真っすぐになってしまうことをストレートネックと言います。
つまり、頭の重心が前に移動してしまうため、頭の重さを首の筋肉だけでは支えきれなくなってしまいます。
その結果として首の筋肉は緊張の連続となり、首の痛みはもとより、肩こりや片頭痛、めまい、手足のしびれなどの症状が起こってきますが、首周辺に留まらず、体の様々な部位に異常が起きて来るのです。
ストレートネックになってしまったとしても、薬では良くなることはありません。
ストレートネックの改善には運動療法や器具による首の牽引、整体、マッサージなどの方法が行われることもありますが、長時間に渡って形成された首の状態は、おいそれと改善することは無いと言うことになるでしょう。
このようなことから、ストレートネックが起きないにするためには、兎にも角にも長時間首を固定するようなことはしない、スマホを長時間使わないなどの予防が一番と言うことになるでしょう。
< ドケルバン病 >
スマホを常に使うような人は、親指や手首を酷使していることが多いようです。
この酷使によって起こる腱鞘炎が、ドケルバン病になります。
腱鞘炎は手や指、手首を繰り返し使うことで起こる炎症ですが、ドケルバン病は手首の親指側に起こります。
ギターやピアノを演奏する方、美容師にも多いようですから、ドケルバン病は職業病の一つと言うことも出来るでしょう。
ドケルバン病の治療は、軽症の場合は消炎鎮痛薬の塗布、重症の場合はステロイド薬の注射で対処する事になります。
< 眼精疲労・ドライアイ >
スマホもパソコンも、夢中になると、画面を見続けることが多くなります。
それも瞬きをしないで見ることが多くなりますから、自ずと目は疲れますし、目の表面は乾いてきます。
さらに、涙も減少し、目に傷がつくことで目の違和感を覚えることもあります。
目に疲れを感じたり、ゴロゴロした異物感がある場合はスマホやパソコンの使用を一時中止する、目薬をさすことも、目のためには重要になります。
< VDT症候群 >
Visual Display Terminal Syndrome、いわゆるVDT症候群とはスマホやパソコンを長時間使用したことによって起こる目や体、精神への様々な症状になります。
つまり、VDT症候群が起きないためには、スマホやパソコンのディスプレイを長時間見続けないことが重要と言えるでしょう。
< 抑うつ状態 >
首は神経が集中している部位になりますが、スマホを長時間使うことでうつ向く状態も長くなります。
つまり、首の神経を圧迫することになり、副交感神経に異常が生じることがあります。
そして、頭痛やめまい、動悸、慢性疲労、食欲不振、睡眠障害と言ったうつ状態が見られることもあります。
< エコノミークラス症候群 >
スマホでゲームに夢中になる場合が少なくないようです。
特に中高生はゲームに熱中するあまり、食事もきちんと摂らないことが多くなり、栄養バランスが偏ってしまうことも良くあるようです。
さらにゲームに釘付けとなってしまい、長い時間同じ姿勢を維持したままになることもあります。
そのような時には下半身がうっ血したり、肺動脈に血栓ができる「肺血栓塞栓症」を発症する
「エコノミークラス症候群」が起こることがあります。
実際、オンラインゲームを86時間続けた方がエコノミークラス症候群を発症してしまい、亡くなってしまうと言う事例が起きております。
つまり、栄養バランスの偏りがうっ血や血栓を助長しているとも考えられますから、よりエコノミークラス症候群が起きやすくなっていると言うことにもなるでしょう。
ともあれ、長時間に渡ってスマホを使った場合には、様々なリスクが付いて回ると言うことになるでしょう。
まとめ
文明の利器ともいえるスマートフォンやパソコンですが、メリットがあればデメリットもあります。
このような機器に振り回されてしまうと、自ずと体への異常が現れて来ると言うことになるでしょう。
長時間の使用を止める!時々インターバルを入れて、体にリセットする時間を入れるなどをしなければ、頭の天辺から足のつま先に至るまで、後々異常が現れて来ると言うことになるでしょうね。
スマホやパソコンは長時間に渡って使わないと言うことが、基本と言えるのではないでしょうか?
足のトラブルと言えば、女性に多い外反母趾が浮かんできます。
外反母趾は女性に多い足トラブルの代表的なものですが、男性にも多い足トラブルが「魚の目」や「タコ」ではないでしょうか?
足の裏は見ることの少ない部位ですですから、痛みや異常が無かったら見ることは殆どないでしょう。
それでも男女とも足の爪を切る時、女性ならペディキュアを塗る時などには、足の裏を見るかも知れませんね。
それでは知っているようで知らない足の裏に出来る魚の目やタコとは、一体どのようなものでしょう?
今回は女性に多いと言われている足に出来る「魚の目(鶏眼)」と「タコ(胼胝)」について記述したいと思います。
魚の目とタコとは
人間の皮膚は表皮、真皮、皮下組織からできておりますが、表皮の一番上にあるのが角質層になります。
皮膚の外側にある角質層は、外部から体を守る働きがあると同時に、体の水分を失われないようにガードしているのです。
角質層の厚さは体の部位によって変わってきますが、足の裏などの角質層は体重を支えていますから、当然ですが厚く無ければ耐えることはできません。
そして、この角質層の部分に摩擦や圧力が加わり続けると、体を守ろうとさらに角質層は厚くなり、魚の目やタコへと変わっていきます。
足の裏に出来る魚の目やタコと言う言葉を平気で使いますが、魚の目やタコにはどのような違いがあるのでしょう?
魚の目とタコの違い
魚の目とタコの出来方に大きな違いはないようですが、次のような点で異なってきます。
● 魚の目
皮膚の一部が、慢性的に刺激を受け続けて角質層が厚くなりますが、円すい状の芯が出来るのが魚の目になります。
この芯が真皮に刺さるような形で神経を刺激してしまうので、痛みが起きてくるのです。
・ 魚の目の出来やすい部位
魚の目は足裏や足指、足指の間にもできます。
● タコ
皮膚の一部が、慢性的に刺激を受け続けて角質層が厚くなることは魚の目と一緒ですが、タコは刺激を受けた周辺が黄色味を帯びて盛り上がって硬くなりますが、魚の目のような芯はありませんから神経を圧迫することは無いので、痛むことはありません。
しかし、足以外にも生活習慣や職業、癖などによっても、体の至る所に起こるのがタコなのです。
・ タコの出来やすい部位
足裏や足指、くるぶしなどにも良くできますが、固い床に座ることが多い人には足首などに出来る「座りダコ」、ミルクや乳首を吸う赤ちゃんの唇に出来る「吸いダコ」などがあります。また書くことが習慣になっている学生さんなどは、手に「ペンダコ」が良くできるようです。
魚の目とタコの原因
先ほどから何度か触れましたが、魚の目とタコの原因は同一の部位への繰り返された圧力、摩擦になるでしょう。
この点は男性でも女性でも同じです。
しかし、女性は冷え性の方が多いのですね。
ですから足の裏の血行が悪くなってしまうことから、魚の目やタコできる割合が男性よりも多くなると考えられます。
根本的な原因は履物に有ると言えるのですが、下記に挙げていることも魚の目やタコの大きな原因になると考えて良いでしょう。
● 靴のサイズが合っていない
・ 自分に合った靴を履くように努め、ヒールの高い靴は履かないようにします。
● 開帳足(かいちょうそく)が起きている
・ 正常な足先は、足指の付け根がアーチ状になっているのですが、開帳足は足指が横に広がっている状態となっていますから、改善するように足の筋肉や靭帯を鍛えることが望ましいでしょう。
● 歩行に癖がある
・ 歩き方に癖があると、一部の部位に圧力が掛かったり、擦れることが多くなりますから、魚の目やタコができることも多くなります。
● 足の底が冷えている
・ 冷え性の女性は足裏も冷えて血流が悪くなりますから、入浴時にはマッサージをして血流の改善を図るようにすると良いでしょう。
魚の目とタコの対処法
● 魚の目やタコができてしまった場合には、サリチル酸の入っている市販薬(スピール膏など)で対処しましょう。
市販薬を直接魚の目やタコに塗り、柔らかくなったら削り取るなどします。
● 魚の目とタコの原因でも触れましたが、先ず自分に合う靴を履くことが重要です。
合わない靴は外反母趾になる可能性が高くなりますから、その結果として魚の目やタコができます。
さらに腰痛などの原因にもなりますから、自分に合わない靴を履き続けることは、命を短くするのと同等と言えるでしょう。
まとめ
魚の目やタコは市販薬で除去できたとしても、足に合わない靴を履き続けたら治りません。
治ったと思っても再発するのが普通ですから、自分に合う靴を履くのはもちろんのこと、歩き方も正しくないと再発すると考えて良いでしょう。
このような魚の目やタコですが、子供にはタコはできにくいようです。
それは、子供の関節は柔らかく、体重も軽いので足へ掛かる負担が小さいからなのです。
兎にも角にも、魚の目やタコができないようにするには、自分に合う靴を履くことです。
そして、外反母趾にならないことです。
渡航者は年々増加の傾向を示しております。
夏休みはもちろんのこと、年末年始にも東西南北と、人々は旅に出ているようです。
時間的に余裕のある方ならのんびりと船旅もいいのですが、多忙極まりない方の場合は飛行機を利用し、旅先でのんびり過ごそうとする方もいらっしゃいますね。
近めの地域なら2時間ほどのフライトで目的地に着くことも少なくないですから、狭い座席でも我慢できますが、長時間に及ぶ遠い海外の場合では足を気ままに伸ばすこともままならない状況が続きますから、足に異常をきたす場合も少なくないようです。
座りっぱなしで身動きが取れないような状況が続く場合には、本人は気付いていないだけで、後々足に異常が起きてくることも珍しい事ではないようです。
その異常とは、エコノミー症候群です。
エコノミークラス症候群
年間1700万人から1800万人が日本を出国する時には、飛行機を利用するのが殆どの人と思われます。
もちろん、のんびりクルーズ船を利用して船旅を楽しむ方もおりますが、一握りの人たちのようです。
エコノミークラス症候群が一般的に知られるようになったきっかけは、2002年のサッカー日韓ワールドカップを目指していた高原直泰選手がエコノミークラス症候群を発症し、日本代表になれなかったことによるものが大きいでしょう。
エコノミークラス症候群と、通称で呼ばれることが多いのですが、正式名称は静脈血栓塞栓症と言うのです。
さらに、旅行者血栓症やロングフライト血栓症と呼ばれることもあります。
先ほどお伝えしましたが、高原選手がエコノミークラス症候群を発症して代表にはなれなかったのですが、どのような症状が現れていたのでしょう?
どのような症状に襲われtのでしょう?
原因なども交えながら記述していきたいと思います。
エコノミークラス症候群の原因
エコノミークラス症候群と言えば飛行機の広くないエコノミークラスの座席で長時間過ごすことで起きると思われるのが一般的なのですが、残念ながら飛行機以外でも発症することは珍しいことではないのです。
それではどういうところでエコノミークラス症候群は起きてくるのでしょう。
< エコノミークラス症候群が起こる要因>
エコノミークラス症候群は、飛行機のエコノミークラスの狭い座席の身動き取れない状態で、長い時間留まることで足の血流が滞ることで発症しますから、ビジネスクラスでもファーストクラスの座席でもエコノミークラス症候群は起きてきます。
足がより動かせない座席がエコノミークラスになりますから、危険度も高いと言えそうです。
どんな座席でもエコノミークラス症候群は発症しますので、静脈血栓塞栓症と呼んだ方が適切な呼び名と言えるでしょう。
エコノミークラス症候群が起こるケース としては、次のような場所や人が多いようです。
・ 職場でのデスクワークが長時間に及ぶ人
・ 電車や車の旅で長時間座る人
・ 自動車に寝泊まりする人
・ トラックやタクシーなどの運転を職業とする人
・ 足にケガをして動けない人
・ 手術をして動けない人
このような状態の人は血流が悪くなります。また血栓を生じやすくなりますから、血流を良くするために下記の予防法を可能な限り実践するようにすべきでしょう。
エコノミークラス症候群の症状
エコノミークラス症候群を発症すると、次のような症状が見られるようになります。
・ 初期には足に痛みやむくみが生じる。
エコノミークラス症候群が起こると、片足に痛みやむくみが生じることがあります。
・ 微熱が出たり、静脈が浮き出て見えることもある。
・ 足の血栓が胸にまで到達すると、胸に痛みが生じる。
・ 息苦しくなり、冷や汗が出て気を失うこともある。
・ 最悪の場合は死に至るケースもある。
エコノミークラス症候群は上記のような症状が起きてきますから、普段とは違う状況が生じた場合は早急に予防策を講じるようにすべきなのです。
エコノミー症候群の予防法
エコノミークラス症候群は血流の悪化によるものですから、血行を良くする、水分補給に注意を払うことが求められますので、次のようにすることで血流は改善してきます。
・ スペースを見つけて屈伸運動をする、踵の上げ下げをする。
・ トイレに行く間隔を短くする、我慢しない(動く)。
・ 足を組むと血行が悪くなるので足は組まない。
・ 水分の補給を適切に行う。
・ 定期的に体や足を動かす。
このようにすることで、ドロドロの血液が流れやすくなり、血栓の予防になりますから、エコノミークラス症候群は起き難くなると考えます。
最後に
エコノミークラス症候群は飛行機に乗らなければ発症しないと言うことはありません。
足に血栓が生じることで起こる病気ですから、会社でのデスクワークはもちろんのこと、家庭でも足を動かさず、足を組んだままの時間が長くなると血流が悪くなり、血栓が生じてエコノミークラス症候群が発症してしまうことは珍しい事ではないのです。
座席に座りっぱなしにならないようにし、体を動かす、足を動かす、さらに水分を補給する事がエコノミークラス症候群を発症させないためには必要なことなのです。
こむら返りは筋肉の異常収縮によって起きるものですから、こむら(ふくらはぎ)以外の手や足の指、首、お腹、背中など、全身にある全ての筋肉で起こると考えて良いでしょう。
例えば、若い年代ではサッカーやテニスなどの激しいスポーツをした時もこむら返りは起きてきますし、中高年においては健康維持のためのジョギングやハイキングなどをしている時にも起きることがあります。
スポーツをする方においては筋肉の使い過ぎで起きたりしますし、中高年においては筋肉が減少していることが原因となってこむら返しは起きているようで、様々な原因で起きていると言うことのようですが、寝ている時に起きることもあります。
寝ている時にこむら返り
運動をしている人や立ち仕事をした後などにこむら返りが起きてきますが、寝ている時に起きることも少なくありません。
50歳を超える人のほとんどが寝ている時にこむら返りを経験しており、毎夜こむら返りが起きていると言う60歳過ぎの人も数%おります。
睡眠時は1~1.5リットルの汗をかくと言われておりますから、脱水状態になっています。
筋肉細胞はカルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどのミネラルバランスにより反応し易さが決まりますが、寝ていて汗をかいて体が脱水状態になっている時は、ミネラルバランスが崩れやすくなっている状況と言っていいでしょう。
そのような時に寝返りを打ったりした場合などには筋肉に刺激が加わり、異常収縮が生じてこむら返りが起きてしまいます。
寝ている時のこむら返りはこのようなことで起きるのですが、筋肉疲労や体の冷え、さらに栄養不足が原因となって起きる場合もあるのです。
また、妊娠中の女性はカルシウムやマグネシウムが不足しやすい状態ですから、ミネラル不足が原因となってこむら返りが起ているとも言えるのです。
こむら返りの対処法
こむら返りは一過性の症状ですから、治療を必要とはしませんが、初めて経験する方は、一瞬パニック状態になる可能性があります。
でも、あわてないで次のようにしてみましょう。
● つった方のつま先をつかみ、ゆっくりふくらはぎを伸ばすようにします。
● つった方の足の膝を立て、つま先と踵を両手で持ち、前に体重をかけてゆっくりふくらはぎを伸ばすようにします。
● 両手を壁に付き、つった方の片足を伸ばしながら体重を掛け、ふくらはぎが伸びるようにします。
● お風呂に入って温めるのも良いですが、そういう状況ではないでしょうから、やさしくマッサージをしたり、暖めたタオルでつった部分を温めるようにします。
こむら返りの予防
● 運動をする
こむら返りを予防するには、軽めの運動を継続することも必要です。
しかし、筋肉に負担が掛かるほどの運動は、かえってこむら返りを起こす原因になりますから、十分注意をして運動をするようにします。
● 食生活の見直し
先ほどもお伝えしましたが、ミネラル不足がこむら返りの原因になりますから、カルシウムやマグネシウム、ナトリウム、カリウムなどの栄養素が不足しない食事を心掛けることも、こむら返りを防ぐことに繋がると考えます。
● 筋肉を揉み解す
お風呂に入った時などには、こむら返りが起きる部位やつりやすい部位を優しく揉み解して筋肉の血流がよくすことも、予防としての効果は期待できるでしょう。
こむら返りが起こる病気
こむら返りが良く起きる方は「また起きた!」と言う感じでしょうが、よく起きる方は病気を疑う必要もあります。
< こむら返りの起きる病気 >
こむら返りがよく起きる場合は、病気が原因となっている場合も考えられます。
それは例えば・・・
● 下肢静脈瘤や血管炎、閉塞性動脈硬化症、バージャー病などの血管系の病気。
● 肝硬変や糖尿病などの代謝異常。
● 甲状腺機能低下症や副甲状腺機能低下症、アジソン病などの内分泌疾患。
● 椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症、脳梗塞、筋ジストロフィーなどの神経筋疾患。
このような病気が原因でこむら返りが起こると言われております。
ですから、こむら返りがよく起きる人、足のしびれや喉の渇きが見られる人、腰痛が見られる人、歩き難い、足のむくみが見られる、ろれつが回らないなどの症状がみられる方は早期に医療機関を受診された方が良いでしょう、
こむら返りは死の危険?
こむら返りが起こった時と言うのは、死も背中合わせの状態ということが肝に銘じておく必要があります。
様々な事故やトラブルがありますが、表に現れてこないだけで、こむら返りが原因で事故って亡くなられる方もおられると考えた方が良いでしょう。
● 自動車を運転中に足がつる!
例えば足がつってブレーキペダルを踏めないような場合、事故に繋がる危険があります。
高速道を運転中につった場合は、死と背中合わせになりながら運転することになりますから、長時間の運転にならないように時間を決めて休憩を取り、足の筋肉の疲れを取るようにします。
車を運転中に足がつった場合は、焦らずに路肩に停車し、つった部分を揉み解すようにマッサージをします。
車を運転中につる場合は足の筋肉の疲れ、あるいは体内のミネラル不足が考えられますから、普段から車を運転する方は足の疲れには十分注意をしながら、ミネラルの摂取に気を配る必要があります。
● 水泳中にこむら返り!
水泳中に足がつってしまった場合は、泳げなくなると共に立てなくなることが多いですから、浅い水位でも溺れてしまうことも考えられます。
ですから、水泳をする場合はふくらはぎなどの筋肉をマッサージしたり、準備運動をしてから、水に入らなければ、溺れてしまう危険があるのです。
このような事故は「無きにしも非ず」ですから、こむら返しの起きやすい方やつりやすい方は、シミレーションをしておくと、命を落とす可能性が低くなると考えて良いでしょう。
最後に
こむら返りが寝ている時に起きた時には、痛みで目が覚めてしまい、朝まで筋肉を揉み解すことが多くなりますから、寝不足のまま仕事に出掛けることになります。
こむら返りが起きた場合は仕事にも支障が出ますし、病気が原因で起きている場合もありますから、何度もつるような場合は早期に病院を訪ねて検査を受けた方が賢明なのです。