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新型コロナウイルスのワクチンの開発が進んでいるようですが、アメリカの製薬会社「モデルナ」は、開発中の新型コロナウイルスのワクチンが暫定的ではあるものの、「94.5%の有効性がある」と発表しましたし、また同じくアメリカの「ファイザー」開発のワクチンにおいては「95%の有効性」を発表したようですから、ワクチン開発が激化していると言って良いでしょう。
しかし、臨床試験においては不明のところもありますから、若年層や高齢者における接種後の副作用についても早期に明らかになる事を期待したいと思います。
新型コロナウイルスのワクチンを世界中の人々は待ち望んでいますが、現実的に万遍なく接種されるまでにはそれ相当の期間が掛かると思って良いでしょう。
とにかく、できるだけ早く接種を行われて新型コロナウイルスを終息に持ち込まなければ、街を歩くことさえ躊躇ってしまいます。
ですから自分が接種する、される順番が来るまで、三密を避けながらソーシャルディスタンスを守りつつ、マスクの着用をしっかりしなければコロナウイルスに感染する可能性がある訳です。
例えば、日本でしたら接種が始まった時に「もうすぐ自分にワクチンが接種されるからコロナなど怖くない!」などと、勝手に思っている時にでも感染したら、これまでの本人の感染予防努力は水の泡になってしまうと言うことになりますし、近くにいて感染対策を取っている方にとっては甚だ迷惑なことで、とばっちりを受けることにもなり兼ねません。
このようなことから、ご自分にワクチンが接種されるまでは、これまで通りの感染予防対策に何ら周りは無いと胆に命じることが必要でしょう。
しかし、マスクをすると「肌が荒れてしまう!」と言う方や、「肌トラブルが起きてしまう!」と言う方もおります。
そのような方は、フェイスシールドやマスクシールドを状況に合わせて使うことで新型コロナへの感染リスクを低下させることも可能となるでしょう。
では、フェイスシールドとは何か?
マスクシールドとは何か?・・・をメリット、デメリットと共にお伝えしたいと思います。
フェイスシールドとマウスシールド
● フェイスシールドのメリットとデメリット
・フェイスシールドのメリット
フェイスシールドの一番のメリットは、呼吸が楽と言うことになるでしょう。
時によっては、一日中着けることになり兼ねないコロナウイルス防護ですが、マスクの場合は肌との密着による蒸れがありますし、汗をかきやすいなどが挙げられるでしょう。
これは、お化粧をする女性にとっては辛いことで、化粧崩れはもちろんの事、お化粧がマスクに付いてしまいますから化粧が落ちてしまうことになります。
つまり、化粧が崩れたり、落ちtりした顔は見られたくないのが女性ですから、化粧室に入る頻度が増してきます。
また、コロナウイルスに感染している方が化粧室を使っている場合は、感染リスクが非常に高くなります。
このようなことから、マスクよりも顔をガードするフェイスシールドを女性は好む傾向があります。
しかし、フェイスシールドのデメリットもあります。
・フェイスシールドのデメリット
フェイスシールドは構造上左右に隙間が空いていることが多いです。
つまり、この隙間から飛散したコロナウイルスが入り込み、体内に侵入して発病する恐れが高いのです。
また、髪型などが商売の延長上にある場合には、崩れた髪型によって客を掴めずに逃してしまうと言ったこともあるようです。
さらにフェイスシールドを着けていると、自分の息によって曇ってしまうこともありますから、視野が狭くなったり、足元が見え難くなることもあります。
これが事故に繋がることも十分考えられます。
このようなことがフェイスシールドをのメリットであり、デメリットであるのです。
それではマウスシールドのメリットとデメリットを見てみましょう。、
● マウスシールドのメリットとデメリット
・マウスシールドのメリット
マウスシールドはマスクよりもコミュニケーションを取りやすいことから、接客業に向いているコロナウイルス防具と言えるでしょう。
また、フェイスシールドと同様に通気性が良い点などから、蒸れや汗をかくことも無くなると言うメリットがあります。
● マウスシールドのデメリット
マウスシールドはフェイスシールドのように顔をガードしませんから、コロナウイルスを含んだ飛沫が顔に掛かる恐れがあり、感染するリスクを含んでいると言えそうです。
またマウスシールドの形から、着けたまま出歩き難いと言う点や形状が立体的であることから、保管がし難いと言ったデメリットがあります。
マウスシールドにはこのようなメリットと、デメリットを合わせ持っているのです。
フェイスシールドもマウスシールドも、完全に新型コロナウイルスを防ぎきれる防具ではないようです。
しかし、フェイスシールドで顔への飛散を防ぎつつ、これまで使用してきたマスクを着けることで新型コロナウイルスの感染をすこぶる阻止できるのではないでしょうか。
最後に
新型コロナウイルスのワクチンも開発が急ピッチで進んでいるようですから、完成の暁には製造もフル回転で行われると思います。
ワクチンが接種されるまで、多くの方は首を長くして待っているでしょうが、もう少しの期間で接種されると思いますので、新型コロナウイルスの防御策を疎かにせず、これまで通りしっかり実践しなければなりません。
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世界的に新型コロナウイルス感染症が蔓延しておりますが、日本も言うに及ばず感染した方は減少と増加を繰り返しているようですから、終息までにはまだまあ長い期間を要すると言うことになるでしょう。
新型コロナウイルス感染症から逃れるためには、マスクの着用は重要なポイントと言えるのですが、それに伴い口や鼻の周囲には様々なトラブルが生じて来ているようです。
これまで口周りにはトラブルが現れたことが無かった女性がマスクをするようになってからと言うもの、肌荒れが起きるようになったり、ニキビができるようになったり、ニキビが酷くなったと言う方が増えているようです。
新型コロナウイルスは命を危うくしますが、女性にとって大事な肌にも大きな影響を及ぼしているようですから、マスクの肌への影響やニキビとの関りを深く掘り下げて行きたいと思います。
まず、マスクを着けると何がトラブルと感じるか?・・・と言いますと、マスクのゴム紐によって耳が痛くなると言うのが一般的な最初のトラブルになるでしょう。
このような場合は大きいサイズのマスクに替えるか、さもなければゴム紐を替えると言った処置で耳が痛くなることは解決することができるでしょう。
しかし、マスクによるトラブルは多岐に渡っているのです。
マスクによるトラブル
マスクによるトラブルの原因となっているのが、次のことによるものなのです。
・マスクと肌の摩擦
・マスク内の蒸れ
・マスクによる肌の乾燥
・マスク繊維の肌への刺激
・マスクで出来た汗による肌への刺激
このようなことが原因となって肌のバリア機能は低下して行き、肌トラブルは生じてくるのですが、特に気を付けたいのがニキビなのです。
上記にも記述しましたが、マスクを着けることにより肌とマスクによる擦れが起こります。
擦れた部分の角質が厚くなって行きますから、自ずと角質も厚くなっていくので毛穴を塞いでしまいますから、ニキビの原因菌であるアクネ菌の増殖を加速させる可能性が高まります。
さらに擦れた部分はダメージを受けますから、バリア機能は低下して行きます。
また、マスクの中は蒸れていますから、雑菌の繁殖に最適な環境になってしまいます。
このような状況の積み重ねにより、これまで口や鼻の周囲に肌荒れの起こったことが無い人に肌荒れが起きたり、ニキビが生じてしまうのです。
それではニキビを始めとする肌荒れを防ぐにはどうすれば良いのでしょう?
マスクによる肌荒れ、ニキビを防ぐには?
冒頭にも記述致しましたが、新型コロナウイルス感染症の終息には長い期間を要すると考えると、マスクによる肌荒れを見逃したり、お手入れをおろそかにした場合には肌の状態が最悪になることも考えられ、そのようになった時には処置法が見当たらなくなり、長い間悩みの種として残ることも考えられます。
ですから、マスクを着けると肌に異常を感じる、あるいは赤いブツブツができたりした場合には早期に対処しなければならないでしょう。
それでは、マスクを着ける時にはどのような点に留意すべきなのかは以下のようになります。
・マスクの下の汗を拭く取る
マスクの下は鼻と口からの息、汗でぐっしょりになるので、こまめに拭き取るようにします。拭き取れない場合には代わりのマスクを準備て置き、適度に交換するようにすると良いでしょう。
もちろんゴシゴシ拭きとることがあれば肌トラブルの原因にも、ニキビの原因にもなると考えていいでしょうから、柔らかいテッシュペーパーで拭うようにします。
・マスクを着ける時間を最小限にする
マスクと肌の擦れを生じないようにするためには、マスクを着けている時間を最小限にするのが望ましいですが、コロナウイルスに感染してしまったら元もこうも無いので、マスクを外すときには十分注意をするようにします。
・マスクを外したら保湿に努める
マスクを長時間着けていると気持ちが悪くなることもありますから、時々外すこともあると思いますが、急にマスクを外すと、肌は一気に乾燥状態になります。
ですから、マスクを外した時には保湿クリームなどでしっかり保湿をするようにした方が、肌トラブルを起させない一つの方法と言えるでしょう。
現在、新型コロナウイルス感染症対策のために様々なマスクが出回っておりますが、肌にトラブルが生じてきた場合にはマスクを替えることも視野に入れるべきでしょう。
肌が弱いと言う人は、ガーゼやシルク素材のマスクに替えると共に、吸湿性の高い素材の物を選ぶようにしましょう。
最後に
新型コロナウイルスの治療薬やワクチンの開発が進んでいるよですが、もう暫らく時間が掛かるようです。
つまり治療薬やワクチンが完成し、皆さん行き渡るまでにもそれなりに時間が掛かりますから、マスクの外せない状況が続きます。
ですから、マスクの下をおざなりにすればするほど肌トラブルは起こり、ニキビが出来ると考えられますので、新型コロナウイルス感染症が終息した時にはニキビ顔の方、肌荒れの方で巷は溢れ返っている可能性があります。
新型コロナウイルスに感染しない様、且つ肌トラブル、ニキビが出来ない様、ご注意のほど宜しくお願い致します。
お顔のニキビはとても気になるものですね。
ニキビが出来ないので安心していたら、ある日背中が痒くなりましたので合わせ鏡にしてみてみますと、何と背中にニキビが出来ていた!
・・・と、驚かれた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ニキビは顔にだけ出来ると思われている方が多いようですが、実は背中にもできるんですね。
では、どうして顔に出来ないで背中なんかに出来たtのでしょう?
背中ニキビとお顔のニキビに違いはあるのでしょうか?
詳しく見て行きたいと思います。
背中ニキビとは・・・?
お顔にできる普通のニキビと言うものは、まず角質が厚くなると共に固くなってしまいます。そうなると毛穴の出口は塞がれてしまいます。
つまり毛穴に皮脂が詰まってしまい、そこにアクネ菌が繁殖することで炎症が起き、ニキビとなる訳です。
背中ニキビと言うものは、背中はもちろんのこと首から肩、さらにデコルテ、胸などにもできるものです。
それでは、どうして背中などにニキビができるのでしょう?
背中と言う部位は自分では洗い難いものですから、どうしても洗い残し起きやすくなります。また、髪を洗った時のシャンプーやトリートメントが綺麗に洗い流せていない、背中などの部位に残っていることで毛穴を塞いでしまっていることが多いのです。
その毛穴の奥でアクネ菌が増殖することでも、背中にニキビができる原因となるのです。
アクネ菌は肌に棲んでいる常在菌ですから、完全に無くすることは出来ません。しかし、肌を弱酸性にする効果がありますから、増殖させないようにすれば肌に取って良い菌と言うことにもなるでしょう。
お顔のニキビを始め、背中ニキビなどの多くはアクネ菌を原因としておますが、皮膚病をニキビと勘違いしていることもあります。
ニキビと間違える皮膚病とは、どのような病気なのでしょう?
ニキビと間違えやすい皮膚病?
背中にブツブツができているから、背中ニキビと思い込む方も少なくありません。
しかし、実は皮膚病によるブツブツの可能性もあります。
その皮膚病とはマラセチア毛包炎、毛のう炎です。
< マラセチア毛包炎 >
マラセチア毛包炎はマラセチア菌という真菌(カビ)が原因となって、2~3mmの赤い盛り上がったブツブツのニキビのような症状が現れてきます。
また小さな膿が現れ、痒み、痛みが伴うこともあれば、マラセチア毛包炎となるます。
< 毛のう炎 >
毛のう炎は毛包の比較的浅い部分に細菌の黄色ブドウ球菌が感染し、赤味をおびたブツブツした「丘疹」ができてきます。
また、痒みと共に膿があらわれているような場合は毛のう炎と言うことになるでしょう。
このように背中ニキビはアクネ菌による場合もあればマラセチア菌によるマラセチア毛包炎、黄色ブドウ球菌にょる毛のう炎もあります。
いずれの場合も菌の異常増殖が原因になります。
つまり毛穴の詰まりが菌を増殖しますから、先述致しました通り身体の洗い難い部位は十分注意しなければなりませんし、シャンプーやトリートメントの洗い流しが適切でない場合は毛穴を詰まらせる原因になりますから、身体のあらゆる部位にブツブツができると考えていいでしょう。
このような背中ニキビなのですが、菌を繁殖させないことがニキビの予防には非常に重要と言えるでしょう。
背中ニキビの予防
背中ニキビの予防は、普段の生活習慣に注意することから始めると良いでしょう。
● 汗や皮脂への配慮
・夏の時期というのは、皮脂や汗が分泌されやすくなりますので、皮脂や汗が吸着しやすい肌着を選ぶようにします。
汗っかきの方は背中や脇と言った汗をかきやすい部位は常に清潔を保つようにして、汗をかいた時には早めに洗い流すようにした方が良いでしょう。
もちろん、ソープなどを利用する時はすすぎ残しが無いようにしなければいけません。
● 生活のリズムを正す
・乱れた生活リズムは肌にも影響してニキビを出来やすくしますから、不規則な生活から抜け出すようにしましょう。
● 睡眠不足の是正
・睡眠不足も比較的早期に肌に影響が現れてきますから、背中ニキビにも影響を及ぼしますので、質の良い睡眠をとるようにすることが大事になりますから、日中に適度な運動をすることで入眠しやすくなります。
● ストレスからの解放
・ストレスが溜まると免疫力が低下し、自ずとニキビが発生しやすくなります。ストレスを感じた場合には早期に発散しなければ溜まってきますので、ニキビは出来やすくなるということになります。
● 食生活の矯正
・偏った食生活も肌に大きな影響を及ぼします。ファーストフードの摂取が多いと栄耀のバランスがくずれてしまい、肌にも悪影響が出てきます。
栄養バランスを整えることは背中ニキビの予防に繋がりますから、ビタミンの豊富な果物類は元より、季節の野菜の摂取を心掛けるようにしましょう。
● 肌の乾燥の注意
・肌の乾燥も背中ニキビとは関係が深いですから、十分な保湿をしなければニキビの発生で悩まされることになり兼ねません。
このように背中ニキビの原因は多岐に渡っておりますが、取りあえず毛穴が塞がらないように肌はもちろんのこと、背中を始め首から肩、さらにデコルテ、胸などを常に清潔にしなければいけないと言うことになるでしょう。
最後に
背中ニキビは毛穴に潜り込んだアクネ菌やマラセチア菌、黄色ブドウ球菌が増殖して発症して行きますから、肌の清潔は当然ですが、髪のシャンプー、トリートメントが毛穴を塞がないようにきれいに洗い流さないと、背中ニキビが出来てしまうと言うことになるでしょう。
トラブルの生じない肌と言うものは、肌に生息している様々な細菌、常在菌のバランスが取れているからと言われております。
肌には、腸に存在している腸フローラと同様に肌フローラがあります。
そして、腸と同じように善玉菌や悪玉菌、日和見菌もおります。
この3種類の細菌のバランスが取れていれば、肌にトラブルは生じてこないと言うことになります。
肌の善玉菌は表皮ブドウ球菌になり、この表皮ブドウ球菌は別名「美肌菌」とも呼ばれております。
美肌菌がたくさん生息していれば、お手入れの必要が無い綺麗な肌になれると言うことになります。
悪玉菌は黄色ブドウ球菌になり、アトピー性皮膚炎の原因になったりしますし、食中毒の原因にもなる悪い菌です。
日和見菌はアクネ菌・マラセチア酵母などになり、善玉菌と悪玉菌のどちらかが多いと、多い方の細菌に加勢すると言った性格を持つ細菌になります。
そしてニキビの原因と言われているアクネ菌(プロピオニバクテリウム・アクネス)は日和見菌の一つになります。
常在菌はアクネ菌
常在菌は善玉菌や悪玉菌、日和見菌から成り、日和見菌は、どっちつかずの菌のようですが、アクネ菌はニキビの原因となっていることから、一般的にはアクネ菌を悪玉菌と捉える向きもあります。
このアクネ菌にも善玉菌、悪玉菌の2つが存在しています。
アクネ菌の悪玉菌は2種類あり、善玉菌は1種類があります。
善玉のアクネ菌は肌をpH4〜pH6の弱酸性に維持し、病原菌の繁殖を抑えてくれるのですが、悪玉菌は毛穴の中で「リパーゼ酵素」作り出します。
リパーゼ酵素によって、皮脂は「遊離脂肪酸」を作り出しますが、この遊離脂肪酸が毛穴を刺激してしまうのでニキビは悪化するのです。
ニキビの悪化原因
さらに下記の2つの条件が揃った時には、アクネ菌はニキビを発生させたり、悪化させることになるのです十分注意を要します。
1、毛穴が詰まっている!
・アクネ菌は嫌気性のため、空気と接触しやすい環境下では増殖を繰り返すことはありません。
つまり、毛穴が角栓で詰まるようなことがあると空気と触れなくなりますから、アクネ菌は増殖することになるのです。
2、肌のバリア機能が低下している!
・バリア機能が低下してしまうと、肌を保護しようとして皮脂が分泌されます。
毛穴が詰まっている状態で皮脂が分泌されると、皮脂も毛穴の中に閉じ込められてしまいますからアクネ菌の格好の餌になり、アクネ菌は増え続けることになるのでニキビは悪化を辿ることになります。
しかしアクネ菌は常在菌ですから、どなたの肌にも存在している訳ですから、一歩間違えると誰でもニキビになる可能性があるのです。
それではアクネ菌が増えないようにするには、どうすれば良いのでしょう?
< アクネ菌の増殖を防ぐ >
毛穴に角栓の詰まらせない!ということ、つまりアクネ菌が増える環境を与えないようにするが重要です。
また過剰な皮脂の分泌を防ぐことも、アクネ菌の増殖を抑えることになります。
何度も記述しますが、アクネ菌は常在菌ですから殺菌して完全に無くすことはできません。
ですから、ニキビのでき難い肌を目指すことが求められるのではないでしょうか。
それでは、ニキビのでき難い肌とは、どんな肌なのでしょう?
ニキビのでき難い肌
ニキビのでき難い肌と言うものは、保湿が十分されているということ、つまり乾燥を寄せ付けない肌ケアを行っていることになるでしょう。
熱いお湯で洗顔などをすると、肌への負担が多くなり肌の乾燥を早めることも少なくありません。
また、肌を強い力で擦ったりすることも乾燥の原因になります。
さらに、肌に生息している美肌菌を増やしてあげることも、ニキビのでき難い肌になります。
では、美肌菌はどのようにすれば増えるのでしょう?
美肌菌を増やす
美肌菌と言う名の表皮ブドウ球菌は、グリセリンを作ってくれるんですね。
グリセリンは肌に潤いを与えてくれます。
さらに美肌菌は酸を作り出しますので肌は弱酸性に保たれますし、抗菌ペプチドも作り出しますから悪玉菌の黄色ブドウ球菌の増殖を防ぐことが可能となります。
このようなことから、表皮ブドウ球菌が増えている状況では、肌は潤っている状態になるのでアクネ菌が活性化されないと言うことになります。
ですが、肌がアルカリ性になっている状況では黄色ブドウ球菌の悪玉菌が増えていることになるので、アクネ菌は動きやすい状態になるため、ニキビが起きやすくなると言うことになります。
つまり肌を美肌菌が多い状況にすれば、自ずとニキビの発生は無くなると言うことになるでしょう。
肌に美肌菌が増える状況を作るには、どうすればいいのでしょう?
< 美肌菌の餌は汗 >
美肌菌の餌は汗になります。
少し汗を掻いたと言って、しっかり拭き取ることがあると美肌菌は少なくなってしまいます。また汗をシャワーで洗い流してしまうと美肌菌も落ちてしまいますから、極度の綺麗好きな方はかえって肌に生息している美肌菌は少ないかも知れませんね。
寝る前に汗ばむくらいの運動をして、拭き取らないで寝るのが美肌菌を増やすには良いのです。
また美肌菌が減少する状況を作らないことも、ニキビを作らないためには重要になります。
また、美肌菌が減らないようにするには、どうすれば良いのでしょう?
美肌菌が減る状況とは
美肌菌は汗と同様に流れ落ちやすいものですから、次の点に注意をすれば良いでしょう。
・長時間の入浴、熱めの入浴は避ける!
・ピーリング、スクラブを多用しない!
・顔を洗い過ぎない!
・洗浄料を使い過ぎない!
・防腐剤入りの化粧品は使わない!
・殺菌成分の含まれている化粧品類は使わない!
このようなことに注意をすることで、美肌菌は増えて行くと考えられ、ニキビの発生も抑えられると言うことになるでしょう
最後に
ニキビの原因と言われているアクネ菌は、常在菌になりますから完全に殺菌することはできません。
美肌菌を増やせば、自ずと肌を潤わせるグリセリンが作られて行きます。
潤いのある肌にはニキビはできませんから、悪玉菌が増殖しないように肌をアルカリ性にさせてはいけません。
美肌菌は肌を弱酸性にしますから、悪玉菌が増える隙は作られなくなります。
美肌菌にあふれる肌を作るように心がければ、ニキビとは無縁の肌になると考えます。
明るい光が降り注ぐ春は心がウキウキしてくるものですね。
そんな状況とは裏腹に、肌の調子が思わしくないと言う方も少なくないようです。
春の肌荒れは、花粉によって引き起こされることもあります。
それなら花粉が肌に触れないように注意をする!のですが、それでも肌の調子が変だと言う方は他の原因を疑ってみたほうがいいでしょう。
それでは、どんな原因で・・・?と頭をひねっても思いつかない方もいらっしゃるでしょう。
まず春の陽気に誘われてスイーツを良く食べている方、あるいはお菓子類を引っ切り無しに口に入れているという方などは、砂糖によって肌トラブルが起きている可能性があります。
そして、このトラブルによって肌を老化させていると考えられるのです。
それでは、どうして砂糖が肌トラブルの原因になり、老化の原因になるのでしょう?
砂糖と肌トラブル
スイーツやお菓子と言った食べ物は女性や子供が好みますね。
このような食べ物には砂糖が多く含まれています。
そして、甘い物を食べた後にはホットすることが多いのです。
なぜなら、砂糖には癒し効果があるからなのです。
ところが甘い物を食べた後には、さらに食べたいと言う欲求が沸き起こってきます。
砂糖には中毒性もありますから、目の前に袋に入っているお菓子を一度食べると、お菓子を食べつくすまで貪ることもあります。
お菓子をお腹いっぱい食べても問題が起きなければいいのですが、身体は甘くはできていないようです。
そうです。
女性の大好きな甘いお菓子を食べると、体や肌にはトラブルが起きてくるのが普通の事なのです。
それでは、どのようなトラブルが起きてくるのでしょう?
まず、考えられるのが「糖化」と言えるでしょう。
糖化はどのようなトラブルを起すのでしょう?
糖質と糖化
糖化とは、一言で言えば「体のコゲ」になります。
例えばフライパンでパンケーキを焼く時を思い出してください。
小麦粉に砂糖、ベーキングパウダーなどを混ぜて焼いていくと、次第に黄金色になっていきます。
この状態こそが糖化となりますから、一見すると美味しそうなパンケーキが焼きあがったと言うことになるでしょう。
ところが人間の体における糖化は、こんな生やさしい事ではないのです。
体における糖化は次のようにして起きてきます。
体の糖化
食事をしたり、お菓子を食べた時には血糖値が上昇します。
この血糖値を下げようと膵臓からはインスリンが分泌されます。
分泌されると血糖値は下がって行きますが、間食にお菓子を食べたりするとまた血糖値は上がって行き、インスリンもまた分泌されます。
糖質を摂るたび、インスリンの上昇と下降が繰り返されます。
しかし、糖質が頻繁に体内に入った場合にはインスリンの分泌も低下し、血糖値は上がったままになってしまいます。
つまり体で処理できなくなってしまった糖がタンパク質と結合する状態が起きてきます。
これが「糖化反応」となり、AGEs(糖化最終生成物)と言う物質が生成されます。
AGEsは茶褐色の物質で、血管に溜まれば動脈硬化、骨に溜まれば骨粗鬆症の原因にもなります。また心筋梗塞や脳梗塞、認知症の原因にもなると言われているのです。
さらに、肌のコラーゲンが糖化した場合にもAGEsは生成されて行き、茶色のシミやシワ、黄ぐすみの原因にもなると言う厄介なものが糖化反応であり、AGEsと言うことができるのです。
それでは、糖化反応が起きないようにし、糖化されないようにするにはどうすれば良いのでしょう?
糖化を防ぐには・・・
穀物や砂糖などの含まれる糖質を摂り過ぎないことです。
糖質を摂れば血糖値が上昇し、インスリンが分泌され、血糖値を下げると言うことは先ほど記述した通りですが、甘い物が好きな女性は食事以外にも小腹が空いたと言うことでお菓子を食べることが多いのです。
つまり、糖質を口にする時間が長いほど、血糖値の上昇が継続しますから、血糖値が下がる時間が無くなります。
そしてインスリンの分泌低下も加わって行きますから、糖とタンパク質は結びやすくなり、糖化しやすくなると言うことになりますから、糖化依存、砂糖依存に陥らないようにすべきなのです。
糖化を、先ほどパンケーキ作りに例えましたが、高温の油で揚げる唐揚げやとんかつなどは黄金色に焼けているのを見ると実に美味しそうです。
何を隠そう、これがAGEsであり、老化物質そのものなのです。
ですから、このようなAGEsの塊を毎日のように食べていれば、自ずと肌にも老化が始まると言わざるを得ないのです。
このようなことから、糖化を防ぐには次のようにすべきでしょう。
● 朝食を抜かない!
朝食を抜くと次の食事までの時間が長くなり、血糖値の低い時間も長くなってしまいます。
その後に食事をすると血糖値は急上昇をし、インスリンも大量に分泌されてしまうので糖化のリスクが高くなります。
● 食事はゆっくり食べる!
・ゆっくり食べると血糖値は緩やかに上昇しますので、糖化が起き難くなります。
● 食事の糖質を減らす!
糖質の多い食事は糖化のリスクが高くなりますから、蕎麦などに替えるようにすると良いでしょう。
● 食事は野菜を先に食べる!
野菜を先に食べると、血糖値の上がり方が緩やかになりますので、糖化が起き難くなります。
● 間食(菓子)を摂らない
間食にお菓子などを摂ると、血糖値が上がっている状態が長く続きますので、インスリンでは対処できなくなり、糖化が起きやすくなります。
● 生で食べられるものは生で食べる!
生で食べるほど糖化の危険は薄れますが、焼くなどの熱を加えるほど、糖化が起きやすくなります。
● 砂糖が大量に含まれる炭酸水などは控える!
・炭酸水や清涼飲料水には砂糖が大量に含まれておりますから、砂糖依存に陥りやすく、糖化の危険が高くなります。
● 焼き物、揚げ物はレモン汁や酢に浸して食べる!
・焼き物や揚げ物に酸を浸して食べると糖化が抑えられ、老化物質のAGEsが減少します。
● 食後に運動する!
・食後に運動をすることで血糖値の上昇が抑えられますので、糖化のリスクが減少します。
このようにすることで、糖化の危険は少なくなって行きます。
さらに、お菓子などに含まれている砂糖を摂ると、ビタミンやミネラルが消費されてしまうのです。
ビタミンが不足すると、ビタミンAでは肌のカサつきやシワに悩まされることになりますし、ビタミンCが不足すると肌のツヤ、ハリ、ビタミンB2が不足すると肌荒れやニキビが起きてきます。
ミネラルが不足するとシワや乾燥、たるみなどの老化の大きな原因にもなります。
このようなことを考えますと、砂糖を含む糖質の摂取は肌を糖化するだけでなく、老化や肌トラブルなども起こしますから、摂り過ぎないように留意すべきことと言えるでしょう。
最後に
スイーツやお菓子を食べると癒されることが多いと思います。
これは甘い物に含まれている砂糖のリラックス効果、癒し効果に他なりません。
しかし、砂糖などの糖質には依存性、中毒性があります。
この点に注意しなければ、麻薬中毒の人のように禁断症状が現れる可能性もありますから、注意してお菓子を食べるようにしてください。
さもなければ、肌はシワ、たるみ、黄ぐすみと言ったトラブルが生じ、肌は老化を一直線に突き進むことになるでしょうね。